2004年04月13日
残される者[ ]
4月は職場の異動の時期でもあり、人が入れ替わります。
気が付けば、σ(゜∀゜ ∬オイラは今の職場で最長老になっていました(^^;;
まあ、長くいればそれだけ楽ではあります。なんせ仕事には精通しているし、分からない問題も無い。ある意味、好き勝手出来ます(^^)
…が、一つ寂しい事があって、自分よりも後から来た人に、色々と仕込むのですが、その人が先に去っていってしまう寂しさ。
折角育てたのに…と言う部分ですね。
これでもか…と、色々な事を仕込んで、おお一人前だぁ縲怐ニ思ったのも束の間、気が付けばその人が異動していくのを見守っている。
また、新しく来た人に一から教える…と。
本日、色々と研修資料を作っていて再度異動と言う事柄を実感した次第。
さて、ふとこのサイトの事についても考えてみる訳です。
色々な人からの情報提供を受けて、当サイトは運営されているのですが、初期に情報をくださった方々、かなりの方のお名前をもはや見かけることが出来なくなっています。
今現在もネット上で活動しつつも、その活動をアニソンから別の方へ移された方。アニソンの分野で活動しつつも、ネットの活動を縮小されている方、様々です。
そしてこういう状況を見つつ、去っていくことが出来る自由さを羨ましく思ったりもします。
当方もその気になれば、明日にでもサイトを閉じて…と言う事は簡単に言えるのですが、流石に今まで色々な人が当サイトにかけて下さった愛情をそのまま捨て去る事も出来ず、なんて言うのでしょう、気分は「海よりも深く」。いやまあ、この曲のフレーズ、
いつかこの舟を見送る日が
来ることも忘れて
すべてを包むように
抱きしめたい
って所が浮かんだだけですけれども。あるいは「In Adventure World」でもいいんですけれども、、、
ひとつのたびが終わって 僕等は別れるけど
夢 追い続けていよう もう一度 会うため
出合いと別れは いつも 背中合わせなんだね
誰かが僕に言ったよ “終わりは始まり”
ってな具合に。まあ、実際は当方はここを動けないので、前者でしょう。
気分は港。舟は気ままに旅立っていき、それを見送る。そしてまた次に港によってもらえる時を楽しみ待ちつつ存在する。。。気分は港町の娼婦?…とか思っていると、
あんな男にどうして惚れたの
わたしのココロ掻き乱したまま
船は出てゆく 汽笛は残る
恋の港町
なんて言う、「港町チャールストン」が頭に浮かぶのだから、アニソンに毒されている…としか言いようがないな(笑)
まあ、それはさておきまして、現実ってのものを振り返ってみると、気が付くと上がだいぶ少なくなっていて、自分が上の方にいるって事があります。
人の世の理で言うならば、自分よりも先に生まれたものは先に死んでいく。
そう、残されていく気持ちを感じつつも、自分より後に生まれた者の生を望む。
自分が育て上げて、自分が残されると言うのは非常に辛い。
そんな日常の異動と言う小さな残されると言う事柄も、考えてみると深いものです。