2004年10月25日
知ると言う事[ ]
ここの所災害が続いています。
その中で、被災者の安否を気遣う電話が増えています。
ところで、この安否を気遣う電話は何故されるのでしょうか?
安否を気遣い、状況を把握する。それで何が変わると言うのか?
もし不測の事態が発生していたとして、それを知って何が出来ると言うのか?
安全に避難している事を知って、さりとて何をするでもない。
そこで起こっている事柄を知ったとしても、その状況を変える行動が出来る訳でもない。
それでも、そこで起こっている状況を知ろうとする。
ここの所の、特番も同じですね。
被害状況をインタビューしたり、ヘリコプターを飛ばしたりして、報道している。
でも、それを知った人はどういう行動が出来るのだろう?
何も出来ないのに、知ろうとする矛盾した生き物に思える。
人はあまりに無力だ。
だが、人はそれを知らず、頭でっかちなのだ。
Posted by りじんぐ at 16:51