2004年12月10日
青い鳥の行方[ ]
むか縲怩オ、むか縲怩オ、とある大国の青年がおったそうな。
その青年は小さな同じ民族なのに仲違いしている国の国境付近に駐留する軍隊に所属しておったそうな。
時はベトナム戦争花盛り。ベトナム戦争では軍隊もかなり負傷しており、成年はベトナムへの転属に恐怖しておったそうな。ベトナムに行ったら死ぬかも知れない…。軍隊を辞めたいけれど辞める事も出来ない…。どうしたらいいんだ!?
そうだ、、、隣国へ逃げよう!!そして赤い大国を経由して母国へ帰ろう!!
…彼は青い鳥を探して、地雷原を抜け、言葉の通じない隣国へと入りました。
しかし、、、そこで待っていたのは青い鳥ではありませんでした。
彼はそこで色々と思想教育を受け、その国のために働く事を義務づけられたのです。
そこには自由はありませんでした。気の休まる時のない彼は同じ境遇の異国の女性に恋をし、結ばれました。
そして時は流れ…。何の因果か、その国を脱することができ、妻の母国で暮らすことを認められました。彼は今は喜びに包まれています。でも、、、元々彼は何を探していたのでしょう?青い鳥を探して旅立ったはずだったのにそこに青い鳥はいませんでした。そして、今回得たのは青い鳥でしょうか?いいえ、元々彼が持っていたものを取り戻したに過ぎません。
隣の芝生は青く見えます。青い鳥が住んでいそうです。
でも、自分の家の芝生の手入れさえできない人がいい芝生を手に入れても面倒は見きれないでしょう。青い鳥を探して旅立つのではなく、青い鳥を育てよう…そう発送を転換する事も大事ではないでしょうか?
青い鳥、、、案外近くにいるものです。