サイトの終わり方

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実はそこそこおじゃましているサイトが、8月頭から更新されていない。
掲示板も出会い系の宣伝ばかりが1ページまるまる書き込まれているような状況で、もはや動いていない。一体どうしたのかはおいておいて(大学に進学し8月に免許とったらしいから、忙しいんだろうな)、サイトが終わる時…ってな感じ。

また、古くからの知り合いのサイト。
以前はストリーミングでネットラジオの配信(DJはもちろん、サイト運営者!)までやっていたのに、最近は掲示板もほとんど動かない。

昔は活発だった掲示板が突如として書き込みがなくなり、止まってしまう。そんな劇的な状況を何件か見ている内に、ネット上のコミュニケーションのあり方が変わってきた事を感じるようになって来た。

最近のネットの傾向はやっぱりブログ全盛と言う事だろうか。
ブログではその記事に対するコメントをダイレクトにつける事が出来、わざわざ掲示板に書き込む必要もない。そんなスタイルに慣れてしまうと、昔ながらのコンテンツ系サイトに関しても掲示板に書き込むと言う習慣が薄れてしまうのかもしれない。

次に最近のニュース系サイトを見ていて思う事に、サイトの作者との距離が非常に近く感じられると言う錯覚を持つことがある。
ニュース系サイトの場合、ニュースに対して一言、二言のコメントが述べられている。そういったコメントを読んでいると、本来はその人を全く知らない筈なのに、その人を知った気がしてしまう。なんとなく、知り合いのサイトを訪れるような気持ちでサイトを訪れる。そういった気易い関係であれば掲示板へのカキコも怠りがち…と言うのもあるかもしれない。

更に最近の事件、ニュースを見ていると、おいそれと掲示板にカキコがしづらいと言うのもある。電波な人が非常に多い気もするし、自分のカキコに対してどんな反応されるのか…と考えると、カキコそのものを避けてしまう。

最後に最近はコンテンツ系サイトの発信者と受信者が明確に分かれつつある様に思える。ブログの流行で発信者は増えたが、あくまでそれは日記の発信であり、情報の発信とはなり得ていない。情報の発信を行っているのはごく限られた人であり、ほとんどの人はそういった情報を受信する事が中心となる。
受け手は書き手とはなり得ず、掲示板も閑散とするのかもしれない。
一緒に盛り上げていこうと言う気概が減った事により、動きが止まる掲示板。一回動きが止まるとその後は書き込みづらい掲示板となってしまう。

そうして、、、サイトは止まるのだろうか？
かくいうσ(゜∀゜ オイラのサイトの掲示板もここの所止まっているし、参加しているアニカラサークルなんて、月に一回(歌会の時)しか掲示板が動きやしない orz