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豊かだと思えること

2010年04月27日

豊かだと思えること
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東京で稼いで地方で暮らすのが最高より
島田洋七さん(60歳)の言葉です。島田さんは漫才コンビB&Bの片割れ。そういえば、昔親に連れられてB&Bの漫才を見にいった事がありました。その時は小さかったせいか、漫才の面白みが分かりませんでした。さて、そんな島田さんの言葉ですが、

―― 生活の拠点を佐賀に移されました。地方生活の魅力とは。

 窓から田んぼが見える。その風景が毎月変わってくる。水張った、田植えや、伸びたなあ、そのうち黄金色の稲穂の海や。5億円のゴッホの絵を買って、毎日ながめていたところで、一生変わりまへんで。家の2階から見える風景は絵画より美しく、それがどんどん変わる。ぜいたくですって。

価値観ということなんでしょうね。何を愛でるか。

なんでも鑑定団を見ていて、時たますごい価格がつくことがあったり、自分がすごいと思うものがどうしようもなく安かったり…。
ただの需要と供給の関係で成り立つ、それを保有したからと言って生活が便利になるわけでもなく、本質的には意味もなく、自分の心を満たす事が重要なのに価格の高さに一喜一憂するもの。
そして、気づこうとしなければ存在に気がつかず、自分の力では形をとどめておくことすら出来ない自然。移り変わるものはそれだけを切り取って保存出来ませんが、それだからこそ!

どういうものが大事だと思えることが本当に豊かなんでしょうね?
ほら、視線をあげてみると、そこには本当に大事なものが。

Posted by りじんぐ at 19:48

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