2011年12月19日
怒られるということ [ 残る者へ ]
歳を取ると怒られる事が少なくなる。
…と、言うか、なくなる。
怒られるという程、強いアクションでなくとも、アドバイスを年長者からもらう事もなくなってくる。
楽なのだけれど、自分が成長するためのヒントは自分で得るしかなくなり、ある意味大変になる。
怒られるにしても、何故怒られたのかが分からず怒られていると意味がなく、自分の非を認めつつ、反省出来るかどうかが大事になってくると思う。
さて、かく言う自分が就職後に怒られたのは…意外に少ない。
一番覚えているのは、最初に就職した会社。
小林某さんに、「会社なんかやめちまえ!」と怒られた。
この時は、社会人初日のレポートを挙げたときだったかな。レポートの書き方(書いた内容)がなっていないという事でした。
その人は自分のトレーナーで、その後、議事録等を作っては真っ赤に赤ペンを入れて返してくれた人でした。
今で言う赤ペン先生ですな(笑)
で、その数年後に言われた通り会社を辞めました…(ぉぃ
いや、別にそれが原因だった訳でもなんでもなく…
仕事そのものは普通だったのですが、体力がねぇ…。毎日朝8時から夜の10時まで(それでも早く上がるほう)ってな生活していたら、体に変調を来たしまして、ああ、こりゃダメかも…と思ったのが理由です。
新しい会社で、当時の上司が40代が殆どだったのですが、40代で体壊しているのを見ると、明日の我が身を見る思いでした。
で、転職をしまして、新しい所ではあまり怒られた記憶がないなぁ…
こちらが、失敗して、上司にしりぬぐいをしてもらった事がありましたが、その時は反省して勉強したという感じで、怒られながら覚えたって事は殆どありません。
そして今回、とある会の忘年会がありました。
ある意味、利害関係のない者が集まる忘年会です。
その席で色々と(かなり熱く!)アドバイスを頂きました。何れも私よりも年上の方で、リタイヤした方ばかりです。現役での生活を終えられての実感がこもったアドバイスです。
何年後かの私のためにここに書き残すことにします。
石坂某さん
一日一日を精一杯生きてください。
定年退職したら時間が出来るなんて考えていてはいけない。忙しい今だからこそ、やらなければいけない。忙しい時こそ華ですよ!
夏目某さん
どんどんとアピールをしていかないと行けない。今の世の中主張をしなければ、目立つこともなくどんどんと埋もれてしまう。主張をしていくことこそ、重要。そつなく物事をこなすのは当たり前の事なので、もう一つその上を目指さないといけない。どんどんと提案型でアプローチをしていくのが重要。いつまでもドサ回りしていちゃいけない!
また、家族のために働いてください。働いて、出世をしていくことで、給料も上がり、ひいては年金も増える。年金は標準月額報酬に影響されるし、遺族年金も同様。家族のために働くことが、自分の元に返ってくる。
松倉某さん
○○(役職名)を目指すくらいに働く位で丁度いい。どんどん頑張れ!
…だそうで(^^;; 楽しちゃイカンのかなぁ~(笑)
# 一部、意訳して書いている所もあります。
それにしても今は親分的な人が減った感があります。
今の職場の上司だって、自分の目から見て欠点だらけ。よくあれで~と思う時もあります。
ドンと座っていて任せろ!ってタイプいないしねぇ~
自分は今、部署として、下がいない部署なので、指導する立場とは違いますが、下に見本にされる様な人生歩まないといけないですね。