2014年05月05日
自動灌水装置[ 園芸 ]
うちには雨水タンクが2つ程ありまして、その水を庭木にくれてやっています。
しかし水を汲むのが面倒くさいというのがありまして、昨年、自動灌水装置を導入しました。
ホースはカクダイ マカロニホース 5780-30を使用し、ホースの分岐はタカギ 4分岐チューブジョイント G244をいくつか使い、合計で25箇所ほどに水を送っています。ホースの終端ではタカギ 点滴ノズル G247を使い水を落としています。
また、雨水タンクの蛇口には水供給タイマー(別商品だけど、こんな様なもの)を付け、水の供給時間を指定しています。
こんなシステムを作り1年ほど経過しましたので、ちょっとまとめてみますが、
メリット
・水やりが手軽になった
デメリット
・システム構築にお金がかかる
・1年毎に水垢の掃除をしないといけない
・水量がイマイチ少ない
お金がかかるのは趣味でもあるので仕方がないですね。
掃除も冬場に放置しておくと水垢がたまってしまい、ノズルを詰まらせてしまうため、やらないと次の季節は水が出ません。
水量は、、、重力によるものなので、タンクの水量が多い場合はまだ出ますが、少なくなってくるとこれに比例して、供給量も少なくなります。今のシステムの限界ですね。
しかし、メリットがデメリットを補ってあまりある状況です。朝、出がけにタイマーだけセットして行くことが出来るというのは何よりも簡単です。
あと、冬場の注意事項として、
・散水タイマーは外しましょう
これをやらずにいて、タイマー内で凍結させてしまい、タイマーを一つ壊しました。元々安いタイマーだったので幸いでしたが、高級タイマーをこんな理由で壊してしまったら勿体ないですね。
とまあ、満足した形ではあったのですが、更に楽をしたい!と思うのが人情でして、するとタカギ 水分センサー付かんたん水やりタイマーセット G216と言った、時間タイマー内蔵商品に目が行く訳です。
…しかし、高いんですよね。今までのシステム構築に必要な部品はそれぞれはそんなに高額ではなかったため、徐々に買い増しして行くことが出来ましたが、1万円という値段は勇気がいります。
そこで、海外に目を転ずると、、、
Orbit SunMate Digital Programmable Timer
Raindrip R675CT Electronic Analog Water Timer, Battery-Operated, 3/4-In. Hose
とか、$30程度なのでかなりお手軽な金額です。
ええい、この際、輸入してしまえ!と言うことで、Orbit SunMate Digital Programmable Timerを買ってみました。購入元はAmazon.comです。
送料に2000円程度かかりましたので、合計で5000円程度。
購入に当たって心配だったのは、水道の蛇口のアタッチメントです。
この商品を検索すると、YouTubeで使用の状況が分かる動画もありますが、どうもアメリカでは直接水道蛇口に接続できるのが当たり前の作りの様で、日本で一般的な水道蛇口に接続するにはアタッチメントが必要そうです…
さて、Amazon.comで注文してから2週間程で届きました。
商品パッケージ、裏・表。
心配していた水道との接続口はこんな感じ
どうしようかと悩んでいた所でひらめきました。
前に壊れた散水タイマーの部品が使用できないか?と。
赤く丸した部分を外して使用すると、ピッタリ合いました。
これで水道との接続はok。
実際に使用してみると、下側の接続部から水漏れがあるので、パッキンを追加(パッキンの厚みが足り無かった模様)して水漏れも解消。
使い方も直感的に分かるものなので、マニュアルを読む必要もありませんでした。
時刻をセットし(SET CLOCK)、水を出す間隔(HOW OFTEN)、出す時間(START TIME)、どの位の時間水を流すのか(HOW LONG)とこれだけ。
水を出す間隔も6時間毎から7日毎まで様々セット出来て便利そうです。
マニュアルで指定時間だけ水を流すことも可能です。
しかし、ここで一つ問題が。雨水タンクの水圧では水が殆ど流れません。
水道くらいの水圧が無いと、機器内の水制御機構を通り抜ける事が出来ない模様。
水道にセットすると問題なく使えるのですが、これでは水道水を節約するための雨水タンクの存在意義そのものを揺らがしかねません。。。
結局、水道にセットし、長期留守にする時に留守を預かってもらう様な使い方になりそうです。
あと、この商品、防水性能が分かりません。
電池ケース部分など、水が侵入してもおかしくない作り。
外で使う場合は、雨が当たらない場所、あるいは、雨が当たっても大丈夫な様にしておかないと壊れてしまうかも知れません。