2004年04月08日
さくら[ ]
当方が居住している地域ではようやく桜が開いてきた所。
桜、、、年に一回さっと咲いて、散り際も潔く散っていく。
諸行無常を感じさせる様な日本人好みの花。
さて、諸行無常とふと考えてみると、、、
当方、ネットワークに接続するようになってからだいぶ経ちました。
いままでに、
・Mapletown ネットワーク
・ゆいネット
・PC-VAN
・Nifty
・インターネット中部
・avis
そして現在の悪名高き
・YahooBB
と様々な変遷を辿っている。途中、別途レンタルサーバーを借りたため、プロバイダーそのものはどこを利用しても構わない…となり、安さ、条件にまかせてふらふらあっちへ行ったり、こっちへ来たり(笑)
こう振り返ってみると色々とやって来ているので、今回は徒然に振り返ってみたいと思う。
☆ Mapletownネットワーク
草の根BBSの草分け的存在。東京の某大学(のサークルの部室?)にサーバーを置いていて、かなりのユーザーを誇っていました。
当時、Niftyの利用料金が高かったので、東京まで深夜に電話をかけ、更にバッチによる自動読込&書き込みで電話代を浮かす…ってな手法を使っていたのが懐かしい(笑)
現在はインターネットからボードを読むことが出来ますが、ボードに書き込むにはダイヤルアップで接続するか、telnetで接続する必要があります。
流石に、現在では当時の面影はありませんが、その果たした役割は大きいのです。
☆ゆいネット
midi専門の草根のBBS。本部は横浜あたりにあったかと思うけど、、、今もあるのかな?
JASRACがネット上での音楽利用のガイドを打ち出してから、Midiは作りにくくなりました。
権利は保護されるのでしょうが、無味乾燥になっているのも事実…
☆PC-VAN
BIGLOBEにとって代わられてしまいました。当時はNiftyとその覇権を争っていましたが、それも昔のこと。
しかし、このAnison GenerationがあるのはPC-VANのおかげだったりします。
PC-VANでやまがみびぃすとさんのデータベースと出逢うことがなければ、体系的にデータをまとめようとは思わなかったでしょう。
やまがみびぃすとさんは「びぃすと化学研究所」名義で同人誌を出されていましたが、今はどうしている事でしょうか。
☆Nifty
遂にNiftyのメンバーズホームページも閉鎖と言う事で、昔ながらのメンバーには辛い時代です。
ここに一番最初のAnison Generation(当時は別の名前)のサイトを構築したのでした。
尚、当方もNiftyには現在も加入していますが、プライベートの転送メールアドレスとして使っているに過ぎません。
Niftyにはアニメフォーラム音楽館のsysopをされている菊千代さんがいらっしゃって、彼が1998年に公開されたAnison Databaseは収録曲10000曲、番組数1800、音源4000枚を誇る当時最強のデータベースでした。
更にこの音源の90%以上を保有している…と言うのだから凄いですね。
ちなみに当時の当サイトのデータはかなりヘッポコです。音源数が2000枚程度でした。
尚、菊千代さんの本名でしょうか、、、今は様々なアニメの脚本でお名前を拝見することが出来ます。
また、当時のNiftyのSysopには様々な人が集まっていまして、アニカラデータベースをやっている人、劇伴データベースをやっていた人、様々でした。
ただ、残念な事にこれら、全てのデータベースが既にその活動を停止している…と言う事です。
つい数年前まではこれらが存在していたのに…そして、このサイトだって、いつ閉鎖される事やら…。
まあ、これに関してはAnison Next Generationで今後を占おうとしていますし、いずれこの日記でも触れていこうと思います。
☆インターネット中部
当時、繋ぎたい放題のダイヤルアップと言う事で選んだプロバイダー
気が付けば経営移譲されている…(汗
CGIが使える…と言う事で、ここにAnison Generationを移転し運営していたのもの今は昔の事。
☆avisインターネット
ケーブルインターネットで安定した速度を誇っていたのですが、プライベートIPなのが玉に瑕
現在はグローバルIPに対応しましたが、グローバルIPの取得には別料金がかかるのがネック
☆Yahoo BB
450万人の情報を流出させた悪名高きプロバイダー
でも、IPフォンはぶちぶちと切れながらも長電話には助かっています(^^;;
とまあ、この10年の間にこれだけの変遷を重ねていたりします。
10年一昔ですな… そして歳をとる毎に年々加速していく時間。。。
今はインターネットと言うくくりで考えるようになり、特定のBBSと言う閉じた空間で、そのBBSの特徴との出逢いはなくなり、それぞれのサイトとの邂逅と言えると思います。
これまでの10年はBBSと言うコミュニティが提供していた想い出と言えるでしょうが、今後は、サイト、、、ある意味、その管理人個人とのつながりとも言えますので、10年後にこう振り返った時に残っているのは個人との想い出なのかも知れません。