2004年05月20日
歌うという事[ ]
考えてみれば、カラオケへ行ったのって3月が最後で、ここ2ヶ月ばかり行っていない。
でもって、この週末の日曜日にアニカラサークルのオフがある。
行くかどうかどうしよう、、、とちょっと悩んでいる。
…と、言うのも「歌いたい」と言う欲求が全く現れない。
確かに行けば行ったで楽しいかとは思う。
今までも
「何でσ(゜∀゜ ∬オイラここで歌っているんだろ?バカじゃない?…でも楽しいからいいかっ♥」(笑)
と歌いながら自問自答してみた事がある(^^;;
でも、今の状況から歌うと言う行為に飛び込むのになんかエネルギーが必要な感じ。
よくある事かとは思うのだけれど、やり始めるとその事柄がサクサクと進む。でも、やり始めるまでに、腰を上げるまでに結構かかる。。。そんな気分。
ここの所、サークルの方も参加したり、参加しなかったりで、歌うという事が日常から遠ざかっていると言う事もあるのかも知れない。
でも、、、決定的なのは昨日ゆめりあオープニングテーマ「24時間あいしてる」を完成させて、カラオケ画面を見ても、この曲を歌いたいって欲求が現れなかった事。
ああ、もう歌うために作っているんじゃなくって、作ることが楽しいから作っているんだな…って、なんか歌っていた頃の自分を遠くに感じてしまった。
ところで、歌う事ってどういう事だろう…と思って、ちょっとネットを散策。
趣味・サークルの効用や文化に関する論文等の紹介と考察なんてページを見つけつらつらと見ていると。
『 趣味的サークルのもたらす満足感とその存在意義について』
竏衷W団的余暇活動に関する調査の分析から竏秩@ 中溝 一仁
立教大学社会学論集 第六号 掲載論文
なる論文の抜粋があり、そこに、
何の拘束力を持たない趣味的サークルは、人々に人とふれあう機会だけを与え、やっかいな人間関係までは押しつけてこない。また、仲間とともに一つの物事に取り組み、達成した感動を人と共有することができる。これこそ「心の豊かさ」であると私は考える。
…ああ、、、今のσ(゜∀゜ ∬オイラに足りないのは達成感か。。。とちょっと思ってみた。
趣味を一にしたサークル、、、歌う事を目的としたサークルには、歌うことそのものが目的であって、その目的の実現は非常に簡単で、やり遂げるって言う部分の達成感は少ないように思う。
米国の心理学者マズローによると、人間の欲求には5段階あって、それぞれ…
1.生理的欲求 食物、睡眠、排泄など
2.安全・安定の欲求 安全、住居、衣服など
3.社会的欲求 集団に属したり、仲間に受け入れられたりすること
4.自我・自尊の欲求 尊敬されたい、名声を得たいなど
5.自己実現の欲求 自己の能力を発揮して目標を達成すること
とある。サークルに入ると言う事は3段階目までは満たされていると言う事だろうが、その先…、サークルでの自己実現を図るとなると、サークルそのものに明確な目的があってそこを目指す事がないのであれば、これ以上の段階には到達する事が出来ないのかも知れない。
多分、自分は歌に…、いやカラオケサークルにそれ以上の事を求めているんだろうな…と、書いていて思った給料日の朝でした。