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同窓会

2009年08月16日

同窓会
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卒業後20年にあたる今年、高校の同窓会がありました。
当初、参加するつもりはありませんでした。それと言うのも、今さら20年前の事、思い出せませんし、何を話したらいいのかなぁ~と考えると…。
で、幹事には不参加の旨を伝えたのですが、幹事から「是非、参加して下さい!決して、マイナスになることはありませんよ!」と言われて、思い直して参加した次第です。幹事のAさん、ありがとうm(_ _)m

参加してみると、高校時代の話しってしないものですね(笑)
やっぱり、過去は過去、今は今、未来は未来。みんな、オヤジ・オバサンになっていて、年齢相応に歳を取っているという事に笑ってしまいました。

子供が3人くらい居る人が多かったかな。で、まだ独身の人もいたりして、それぞれの人生を謳歌している様です。先生も何人かは鬼籍に入ってしまったようでしたが、担任の先生は70歳で、まだご健在(年賀状のやりとりしているので健在なのは分かっていましたけれど)。でも、最近は手が震えて字が書けないんですよ~なんて話しを聞くに連れ、歳なのだな…と。

で、私は高校時代の事、殆ど何も覚えていないんですよ。
どうも、当時から、自分のやりたい事に真っ直ぐ向き合うけれど、興味のないことには意識を向けない…という傾向があった様で、高校生活そのもに興味が持てなかったのでしょう(笑)
今考えると、勿体ないことしたなぁ~と思います。もっと、興味が持てることを探す努力をすれば良かったなぁ~と。何をするにしても、もっと本気で生きていたら…と、ね。

高校の同級生にも会い、消息の確認など出来ました。
また、高校の同窓生で、前職の会社の同期にも会えまして、今の状況などを聞くことも出来ました。
特に、前職の同期で同じ部署に配属されたMさんに会えたのは嬉しい事で、今は、結婚されて千葉の方にいらっしゃる様で、大きくなったお腹が幸せを象徴している様でした。配属当時、彼女は毎日23時まで残業していたよなぁ~。私は23時までせずに、22時で帰っていたなぁあ~(22時から30分休憩時間となってしまうため、30分は勤務時間に入らず、それが勿体なくて何が何でも帰りました)。
しかし、そのMさん、同じ高校の同窓生だった…と今ごろ知る始末(笑)

小学校の同級生もいましたね。顔、そのまんまで、オヤジになっていました。

あと、中学の頃からかな、好きだった娘も来ていましたね。
中学の同じクラスで好きになって、高校も同じ高校に行けたけど、高校ではクラスは別。それっきりで縁はありませんでしたけれど、廊下等で見かけると、胸がキュンっとなったり、赤面した…なんて、甘酸っぱい思い出があります。差出人を書くことが出来なかったラブレターを書いた事があったなぁ~
彼女もオバサンに…。今さらなので、声はかけませんでしたが、幸せにやっていることでしょう。
こういう所、男の方がロマンチストで覚えていることなのでしょうね(笑)


でもって…
生き方って言うのは人それぞれなので、正解はありませんが、今思うともっと色々な事を知っておけば、もっと自信を持って生きていれば…と思います。
私にとっては、高校・大学というのは灰色の想い出で、何を為したとか、そういうものを思い出すことが出来ません。高校時代は当初、一学期に試験を忘れるくらいでした。一言で言うと、環境の変化についていけず、もがいていたのですが、環境に慣れるまでに時間がかかってしまい、心の中の写真には色が付いていません。
最初は420人中、400番くらいの成績で、数学の先生の黒板に向かって話すという教え方もあって、1年の時は、振り返ると損してましたね。それでも、その後は勉強するようになって、最後は100番きるまでは行きましたが、何のために勉強をするのか、将来なりたい職業まで意識することは出来ませんでした。

そして、大学に行きましたが、大学は大学で環境の変化に慣れるまで戸惑って、やっぱり1年目の成績はダメダメ。つか、大学の数学と物理難しすぎですよ。何の講義なのか分からずノート取っていました。単位落としたかな…(必修の講義なのに…)と思いましたが、必修故でしょうか、単位は取れました。
で、2年目以降は結構、予習・復習していたので、卒業時の成績は結構良かったです。でも、ここでもやっぱり何のために勉強をするのか、将来なりたいものは何なのか…という事まで行き着くことが出来ませんでした。

結局、私って、その先の目的を見失って色々とやっていたんだな…と思います。
勉強するという事は、成績を上げると言うことが目的なのではなくて、将来なりたいものになるため、それが今は分からないから、潰しが効くように、糧となるように勉強をしている筈なのですが、将来なりたいものを一切考えなかったんですね。
今、就職して思います。ようやくやりたい事、やりたかった事に頭を巡らせることが出来てきました。これを、あと20年前に考えることが出来たらな…と。

え?今からでも遅くないって?確かにその通り、でも、今となってしまうと、自分の夢も大事ですが、家庭を守ることも大事です。人は何のために生まれてくるの…?私を選んでくれた人のため…でもいいと思います。やっぱり、あんまり負担はかけたくないですね。
まあ幸い、選んだ職業に起因する時間的な余裕が現在はあります。その時間を有効に使っていきたい…と思っています。

人生って何かを為すには短いですね。
何も為さないには長い。
でも、人は飽きやすいので、人生に倦む頃に死ぬことが出来る…というのは幸せかも知れません。
人生に倦む…なんて言っている事からして、器が小さいってのはバレバレなんですけれども、ま、仕方ないか(笑)

Posted by りじんぐ at 07:14

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2009年08月16日 07:14に投稿されたエントリーのページです。

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