2009年11月14日
「おもしろいこと」の大半を知らないまま死んでいくことに、少しは焦ろう。[ 残る者へ ]
日経ビジネスオンラインより「おもしろいこと」の大半を知らないまま死んでいくことに、少しは焦ろう。
今回、初めて人間ドックを受けたところ、要再検査となりました。
胃にポリープがいくつかあるそうで…
また、超音波検査でも他の内臓にポリープがあると。
当初、バリウムでの検査だったため、後日、胃カメラを飲み確認したところ、1cm程度のポリープが1つ。他に2つ程度のポリープがあり、その場では組織を採取して検査結果を待つことになりました。
この間に考えたこと。
胃に複数ポリープがある、癌?転移して、他の内臓にもポリープ?
考えてみると、最近体力なくなって来ているし…
闘病生活を数年した後にこの世とはお別れかな…
その時に一番考えたのが、嫁さんのことでした。
自分が闘病~死ぬまでに数年かかるとすると、結構いい歳になってしまっていて、その後、すぐに再婚も出来そうにはない…となると、彼女の人生をだいなしにしてしまったかな…と、早死にすることの中途半端な責任の果たせなさを痛感。
早死には罪だなぁ~と。
どうせ早死にするならもっと早い方(独身のうち)が?(これはこれで親不孝だが)
で、まだうちらには子どもがおりませんで、余命宣告された後に子どもをつくるべきなのかどうか…とか考え始めると。
嫁さんがかなりの泣き虫なので、子どもがいた方が生きていかざるを得ないと言う点で、力にはなるのだろうけど、再婚の妨げになりやすい面もあります。
私の遺産の相続についても、嫁さんがこの後どうするかで変わって来るかな?と考えて、不動産と動産の相続先について、どう遺言を書こうかと考えていました。嫁さんが実家に帰るなら不動産は親に相続させた方がいいだろうけど、今までのコレクションは処分だなぁ~とか。
…そんなこんなををぼんやりと考えていましたが、検査結果が出るまではあまり考えないようにしていました。
でも、自分では意識していない様にしているつもりでも、やっぱり気になることである様で、ストレスがかかっているということを実感。
死ぬときって、色々と痛いのでしょうけど、最後は眠くて眠くて目が開けられないのかな…
…なんて事も考えていました。
あと、今となっては優先順位が低くなっていますが、データベースの処遇も悩みどころ。
結局、考えているのは今の管理者権限を持っている人には、そのままデータベースを配布し、そうでない方にはVector等での販売をしたらいいのかな?程度にぼんやりと考えています。
ただ、このデータベースもデータ入力システムを1から構築するとなるとかなりの手間がかかります。
参照系だけなら、そんなには手間がかからないとは思いますが、参照系のみ=死んだデータベースであり、後は陳腐化していくのみ。入力プログラムも配布すべきかどうか。しかし、入力プログラムは環境に依存するものでもあり、また、きれいな形でバックアップの取得もしていないのです。
どうやって何を遺していくのか…
いつ何があるか分からないのがこの世の常です。不測の事態に備えておくことの重要さを改めて感じました。
…まあ、それも、自分がいなくなった後の世界。どれだけ意味があるのかどうかは分かりませんけど(笑)