2010年02月26日
来たる日[ 残る者へ ]
妻の突然死から不眠、うつに!? 抗うつ剤でも治らない“落ち込み”の正体に妻を亡くしたLさんのケースが紹介されています。その中で、Lさんは精神神経科に通い言葉をもらいます
また、世界的な歴史本ブームの背景とはにて、セネカの言葉として
また、悲劇が起こりうる可能性を常に忘れるな、とも説いた。父親であるならば、子供たちの死を常に意識せよ。それは決して悲しみを予測するためではない。今現在、子供たちといられることがどんなにすばらしいかを噛みしめ、今のこの瞬間に意識を集中すること、そしてこの意識こそが今後いかなる災難に見舞われたとしても、気持ちをしっかりと持ち続けるために必要なものだ、と。
時間とは我々にとって最も重要な資源である、とセネカは語る。不要な贅沢のために時間を無駄に費やして、現在のこの瞬間を最大限に生き切れないことほどの悲劇はない。セネカは、貧乏になれと言っているのではない。まさにその逆である。今のこの瞬間に集中して時間を無駄にしない人物こそ、世に言う成功者となれるのだ。現実を見つめ、自分の存在の小ささを認め、ただひたすら精進した結果なのだろう。
ふっと忘れてしまうのです。
今日が明日も続くような日である事を。
明日は今日とは違う日です。必ず来るという日ではないのです。
そして自分も含めて「死」というものは必ず来るのです。
だからこそ、今を大事に生きねば…と、改めて思うのです。
「『生きていくということ』は亡くなる人を送ることなのです」