2012年10月08日
ブドウ2012総括[ ぶどう ]
今年は巨峰がまともに収穫出来るようになって3年目、40房程度。
シャインマスカットは収穫出来るようになったのが初めて、10房程度。
竜宝は収穫出来るようになって2年目、10房程度の収穫でした。
巨峰は今年は質もだいぶいいものが収穫出来て、十二分に満足のいくものでした。
シャインマスカットはまだ若木のため、大きな実にはなりませんでしたが、味は十分に堪能出来ました。巨峰とは別方向の味のため、この2本があれば家庭用としては十分な感じ。
竜宝がイマイチ糖度が上がらず酸味が強かったのが残念。来年はもうちょっと仕立て方を考えます。
さて、もう庭には地植えにする程のスペースは無いのですが、それでも新しい品種を導入したくなってしまうのが、美味しんぼ(?)としての性。
何を植えようか…と、苗木屋のカタログを見て考えておりましたが、やっぱり食べないと分からない。って事で、例のぶどう祭の第二回にも行ってきて、まだ食べていなかった品種を食べてきました。
やっぱりカタログはいい事が書いてあるな…という事を実感。
そして思った事は、やはり巨峰とシャインがあればあとは要らないんじゃないか…、、、と言う事。
確かに巨峰を超える、ナガノパープルとか美味しかったですが、裂果がある…なんて話しを聞くと、巨峰の方が無難かな?と思う所と、味の方向性を考えると、そんなに多品種があっても大差なくなって来てしまう。所詮、素人栽培ですし。今あるものを美味しく作れば、それ以上に望むものってそんなに無さそう。
あとはやっぱり味の方向性。味が違うのであれば、新品種を導入するのもいいのですが、方向性が似たか依ったかでは新品種の良さも霞んでしまう。
なかなか新品種を作るのも難しいのだな…と改めて感じた次第。
そんな訳で来年は3品種程導入してみます。
2012年09月22日
ブドウ食感[ ぶどう ]
信州中野いきいき館で行われたぶどう祭りに行って来ました。
ブドウが30種類ほどあるとのことで、来年植え付けるブドウの参考のため、色々と食すのが目的。
試食が出来るのがいいですネ!同じ時に複数のものを食べ比べると、結構味の方向性の違いが見えてくるのはいい所。
現在、巨峰・竜宝・シャインマスカット(翠峰は来年から実がなる予定)と育てているが、巨峰とシャインは味の方向性が全く異なるので、こういった食感が異なるものを増やしたいと考えての事。
味とすると殆ど、巨峰群に属している感があり、あまり大差は感じず。
天山・翠峰・瀬戸ジャイアンツ・黒いバラード・ブラックビート・ピオーネ(無核)・ゴルビー・シナノスマイル・キタサレッド・ナガノパープルと、この辺りは自分には大差ない感じで甘さが際だつブドウではあったが、中ではやはりナガノパープルが一歩ぬきんでていて食べやすさ、特に皮が食べやすく人気がある理由を改めて感じました。
食感(どちらかと言うと味)が異なる傾向として、ベニバラードとマニキュアフィンガーが印象に残りました。
特にベニバラードは味の方向性が上記のものとは特に異なる感があり、増やしてみたい品種。
マニキュアフィンガーも面白い感じであったが、植原のカタログ見ると施設栽培推奨のため、断念しようかと考えています。
あと、増やしたい品種候補として考えている、サニードルチェとオリエンタルスターが置いてなかったのが残念。オリエンタルスターは時期的に間に合わなかったそう。
置いてなかった品種とすると、クイーンニーナも興味があったが、今回は食すことが出来なかった、残念。ブドウ比較表の一覧には載っていたので、第二弾10/6の時ならあるかな?
評判を聞くと、糖度はかなり高いがそれだけの様に思えるが…
それと、当初から増やす品種として除外してしまったロザリオビアンコ、サニールージュ、黄玉もあったので、この際だから試食してくれば良かった…、と、帰りの車の中で悔やんだのであった。
2012年08月19日
巨峰2012[ ぶどう ]
糖度15度(糖度計買った)。一番取り。
結構美味しかった。写真は取り損ねた。色はまだ黒くなりそうだけどお試しも兼ねて収穫。
今年は葉数を多めにし、摘粒をしっかりしたつもりだったが、減らし損ねた房もあった。
今年の夏は7月から暑め。雨はあまり降らなかった。8月も暑いが、暑さが一段落する日もある状況。
過去は9月上旬からの収穫が多かったが今年はちょっと早めかな?
もう少し完熟させる予定なので、9月頃からの収穫となりそう。
尚、シャインマスカットも色が変わってきた感がある。竜宝はまだ着色が始まったばかり。
2010年06月13日
巨峰のジベレリン処理[ ぶどう ]
うちの巨峰です。
花がだいぶ開いてきていましたので、ジベレリン処理(種なし化)をすることにしました。
ジベレリン処理は今回が初めて。
種なしでなくてもいいのですが、やっぱり食べやすいといいかなぁ~という事で、処理を試してみます。
ジベレリンは近くの農協で購入。
1包で規定の濃度のものだと4リットルも出来てしまう…。家庭での使用はあまり考えられていませんね(^^;;
# 農協ですもの(笑)
農協でGETしていた、ブドウ用の容器にジベレリンを入れます。
ブドウを漬けます。
これで種なし化は完了。
あとは、花穂満開10日後に再度ジベレリン処理をして、果粒の肥大化を図るそうです。
10日後…、、、平日だなぁ~(汗
2010年05月29日
生命の神秘?真珠腺[ ぶどう ]
少し前の話になりますが、ぶどうの芽がようやく出まして、現在急成長中。
今は花穂がついております。写真をまだ撮っていないため、写真撮ったらまた記事を書きます。
まだ開花ははじまっていませんが、そろそろ整穂ですとか、ジベレリン処理の準備をしておかないと…
で、芽が出て成長している最中の写真が以下のもの。
今年出た枝のところに白い卵みたいなものがついています。
こちらは、シシャモの卵というか、数の子というのが言い得て妙という感じのもので、そのまま取れますし、潰すとプチプチしています。
でも、これ、卵ではないのです。
真珠腺と言うもので、枝から出た樹液です。
成長著しい若木に多いものだそうです。枝の成長に間に合わず、枝が破けて(?)漏れた樹液が固まった…というところでしょうか?
この時期にしか見ることができないもので、こういった真珠腺がたくさんついていて、不思議な光景でした。
2009年10月04日
2009年 巨峰総括[ ぶどう ]
昨年、庭の造成を行ったため、本来3年目のぶどうなのですが、実質的に2年目のぶどうと同じ育て方をしています。今年は枝の充実を図り、実の方はお試しで2房ほど作ってみました。
5月。ぶどうの花穂です。
8月。ようやく色づいて来ました。
9月上旬。収穫前のもの。
今年は主幹を虫にやられてしまいました。8月頃に葉が枯れこむので、どうしたのだろう?と見てみると、主幹に穴(ブドウトラカミキリでしょうか?)が…。慌てて殺虫剤等買ってきましたが、穴が深くて虫を殺せたのかどうか分かりません。現在は枯れこみは収まって、ある程度葉を落としたもののなんとか生きています。虫が殺せていなかったりすると、来年はこの主幹を放棄して、また主幹づくりからスタートしなければならなくなります。
また、10月には主枝になるべく育てていた幹が、同じくやられました。こちらは自重に耐えきれず、折れました。
結構、虫の影響大きいですね(´・ω・`)
今年はジベレリン処理などはしていませんが、来年はジベ処理もする予定。また、消毒等は春先に石灰硫黄硫化剤を使用、収穫後にスミチオン乳剤での消毒をしています。11月頃にトラサイドA乳剤による消毒もしたいのですが、近くのJAにも売っていなかったんだよなぁ…
ぶどうはもう一本増やしたいな…と考えています。
黄玉、高妻辺りを考えていたのですが、お試しで買ったシャインマスカットを嫁がいたく気に入り、シャインマスカットになりそうな気配。