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2009年10月 アーカイブ

2009年10月26日

イチゴの育て方

【可憐な花】 イチゴの育て方 12【甘い果実】より
結構まとまっていたので、転載しておきます。

01.宝交早生
病気:特に出たことがない
子株:結構出る
成長:普通
開花:4月ごろからで多め
結実:多め
食感:あまりおいしくない
感想:育てやすいが感動も少ない

02.女峰
病気:一度子株に萎黄病が
子株:かなり出る
成長:普通
開花:3月ごろからで多め
結実:多め
食感:そこそこ 風味はまあまあ
感想:あまり気苦労がない 関東の人は良いかも

03.章姫
病気:特に出たことがない
子株:そこそこ出る
成長:普通
開花:3月ごろから普通に
結実:普通
食感:女峰と区別しにくい 熟すと甘いが赤くても硬いので収穫が難しい
感想:元気ではあるが女峰と似ている

04.桃香
病気:炭そ病が良く出る
子株:少し少なめ
成長:遅い
開花:4月ごろから普通に
結実:少なめ
食感:そこまで桃の風味はしないが味は良い方
感想:とにかく病気になりやすい

05.さちのか
病気:一度子株に萎黄病が
子株:大分少なめ
成長:普通
開花:4月ごろから普通に
結実:普通
食感:なかなかどうしてかなりおいしい 甘味がある
感想:子株取りに少々気を使う

06.とよのか
病気:特に出たことがない
子株:出るのも遅く少なめ
成長:遅い
開花:4月ごろから普通に
結実:少なめ
食感:味はイチゴらしい味で女峰よりも濃く程よい酸味もある
感想:子株取りに少々気を使う

07.ふさのか
病気:特に出たことがない
子株:出るのは遅いが多め
成長:少し遅い
開花:4月ごろから普通に
結実:普通
食感:かなりの美味で風味も歯ごたえなども良い
感想:子株取りに少々気を使う

08.さがほのか
病気:特に出たことがない
子株:出るのは遅いが多め
成長:かなり遅い
開花:4月ごろから普通に
結実:普通
食感:なかなかおいしいが糖度は若干少ない気がする 暖かい地域でないと難しいかも
感想:赤くなるのに時間がかかり収穫期の見極めが大変

09.初恋(サカタオリジナル)
病気:特に出たことがない
子株:結構出る
成長:普通
開花:3月ごろから普通に
結実:多め
食感:濃厚でおいしい みずみずしく酸味もすくなくデザート向き
感想:かなり育てやすい良種 すでにサカタでも販売がない なんででしょう?

10.ももみ(サカタオリジナル)
病気:特に出たことがない
子株:結構出る
成長:普通
開花:3月ごろから普通に
結実:多め
食感:風味は最高クラス 真っ赤にはならないので収穫のタイミングは難しい
感想:かなり風味があるのでナメクジに真っ先に狙われます 実の保護が大変

11.アスカルビー
病気:萎黄病が何度か出た
子株:そこそこ出る
成長:ちょっと早め
開花:3月ごろから一気に
結実:普通
食感:甘すぎず酸っぱすぎず絶妙な味 風味もよくまさにイチゴといった味
感想:ちょっと他の種よりも弱く育てるのに気を使います スペア苗は多めにしています

12.あかねっ娘(ももいちご)
病気:うどん粉が出やすい
子株:そこそこ出るがかなり遅い
成長:かなり遅め
開花:4月ごろからゆっくり
結実:少なめ(あえて少なくして実も大きくしている)
食感:ももというより酸味が少なく甘味のつよい大型品種
感想:成長はかなり遅いので関東ではビニールなどで成長を早めないと収穫期は短くなります

13.紅ほっぺ
病気:うどん粉が出やすい
子株:普通だがちょっと遅め
成長:ちょっと遅め
開花:4月ごろから普通に
結実:ちょっと少なめ
食感:まろやかな味 水分も多くみずみずしい ちょっと硬いくらいがおいしい
感想:成長は少々遅く苗も弱めだと思います

14.あまおう
病気:特に出たことがない
子株:結構出る
成長:少し遅い
開花:4月ごろから普通に
結実:普通
食感:ちょっと大味な気がするがそれなりにおいしい
感想:あたりはずれはあるが肥料次第でおいしくもなりいまいちにもなりやすい 健康で育てやすいが寒さには注意

15.とちおとめ
病気:特に出たことがない
子株:少ない
成長:ちょっと早め
開花:3月ごろから普通に
結実:普通
食感:風味が非常に良い 小粒な方がおいしくなる 歯ごたえもあり保管もききやすい
感想:ランナー取りに少々気を使う 健康で病気には強いと思う 収穫期も長め

16.アイベリー
病気:炭そ病 うどん粉が出やすい
子株:普通
成長:普通
開花:3月ごろから普通に
結実:普通
食感:かなり甘く ほのかな酸味と見た目もかなりよい かなり大きくなる
感想:味は良いが病気は出やすい 実の大きさもまちまちになりやすい

17.スーパージャンボ
病気:特に出たことがない
子株:普通
成長:普通
開花:3月ごろから普通に
結実:少なめ
食感:とにかく甘い 実も赤くイチゴっぽくはない 収穫が遅れると粘土のような食感になってしまう
感想:かなりでかく落実するケースもある 根のはりも多いので他と一緒に植えるときはスペースに気を使う

18.けんたろう
病気:炭そ病がまれに出る
子株:普通
成長:かなり早い
開花:2月ごろから普通に
結実:普通
食感:甘味も酸味もほどよくかなりおいしい
感想:関東ではかなり早くから収穫可能 味もよく育てるにはバランスが良いと思う

19.きたえくぼ
病気:特に出たことがない
子株:少し多め
成長:早め
開花:2月ごろから徐々に
結実:普通
食感:味は少し薄めな気がする 風味は良いが熟してもすこし硬い感じ
感想:宝交と似ていて育てやすいが味が少し物足りない

20.ひのしずく
病気:特に出たことがない
子株:普通
成長:かなり遅め
開花:4月ごろから一気に
結実:普通
食感:味は濃く甘味が強い 形もよくまさに火の雫といえる
感想:収穫期がかなり短い 他より遅く実がつき始めてさっさと花が咲かなくなる

番外編.初恋の香り(白実のイチゴ)実生
現在昨年春に植えて 一部10%くらい1週間冷蔵後試験的にビニール内で結実 他はまだ小さい
病気:すでに数株うどん粉が
子株:不明 ただビニール内では少し出ているものも
成長:かなり遅め
開花:不明 結構暖かくないとだめそう
結実:少なめだと予測 白のままのものと一部赤くなるものが出た
食感:味はオリジナルよりも甘くおいしいものもあれば薄味のものも出ている
感想:実生なのでまだ選抜していないが、オリジナルよりもおいしいものがあり期待中
今後:来年春から選抜して白く形の良いものの子株を取って、再来年には交配してみる予定
第一次交配予定:アイベリー・けんたろう・ももみ
これに第二次で他の白い実生をかけてもう一度白くしてみる予定

栽培のコツ(経験からの独自理論込み)その1
プランターの場合
・収穫株・親株
 大きめのものが良い病気があるので1つのプランターに2~3株にする
 土の上におかずにブロックやレンガの上の方が虫がつかない
 土の上ではナメック星人 が進入して繁殖しまくりますし、
 小型の王蟲
lcha.jpg
 も一杯進入します。
 リッチェル ハーベリーポットなんかは場所をとらないのでおすすめ
・子株・ランナー
 普通のポリポットの底に穴を4つくらい真ん中以外にあけておく
 真ん中だけだとサークリング現象といって渦をまいてしまうし伸びすぎる
 http://item.rakuten.co.jp/guriguri/c/0000000156
 こういう便利なものもある(アフィリじゃないよ)

栽培のコツ(経験からの独自理論込み)その2

・収穫株・親株
 腐葉土 売っているものをさらにミキサーで細かく粉に近くする
 赤玉土 小粒or中粒
 赤玉土 大粒
 普通の培養土
 これらを一番下に赤玉土大粒を数cm入れ次に普通の培養土に元肥として肥料を少しだけまぜ
 上記で下から20%くらいにして腐葉土と赤玉土小粒とを3:1くらいで混ぜたものを80%
 消石灰を少々混ぜる
 これを1ヶ月くらい前に作っておく
・子株・ランナー
 赤玉土 大粒
 普通の培養土
 赤玉土大粒を80%くらい入れて上に普通の培養土を20%だけにする(活着用)
 この方法は水はけが良いので病気が出にくい
 定植時は土が簡単に取れて楽

栽培のコツ(経験からの独自理論込み)その3
肥料
・収穫株・親株
 基本的に元肥をほんの少し以外ほとんどあげない
 成長が悪いときにあげることもまれにあるが、肥料はやらないほうが無難(病気の元)
 玄米アミノ酸のライフメール
 http://www.baetyl.co.jp/raifu2.html
 これを1週~2週に一度霧吹きでかけている
・子株・ランナー
 こちらは葉が徒長するので何もやらない
 玄米アミノ酸のライフメールを定植直前にトレーに液体を1000倍に薄めてポットを置いて吸わせている

栽培のコツ(経験からの独自理論込み)その4
子株とり
・太郎株(1番目)
 これは基本的に取らない(ただ単に秋にはくたびれているときが多いので)
・二郎株・三郎株・四郎株(2~4番目)
 これをポットに取る 五郎以降は小さくなりすぎるのでバイバイ
 ポリポットの上部の縁に穴を開けS字フックを通しプランターに引っ掛けて使う
 地上におくとポリポットを通過してから地上に根が付いてしまいます
 また、病気にもなりやすいです
 根が張ったら親株から離して雨よけ出来るところ(土の上はだめ)においておきます
 中身の土は水苔でもよい(が少々高い)

栽培のコツ(経験からの独自理論込み)その5
雨よけ
 出来る限り雨よけします
 ビニール栽培まではしなくてよいです
 私の場合は病気の予防でホームセンターなどでポリの計量カップ1?のものが30~40円であるので
 それに数箇所横に穴を開けて春まで1株につき1個上にかぶせています
 葉がふえてくると収まらないので、雨のときだけかぶせたりもします
 たまに温まりすぎて花が咲いたりランナーが出ることもありますがバイバイします
 これはリッチェル ハーベリーポットでもかぶせることができます
 11月後半からはかぶせずに(成長しすぎるので)、雨のときだけシートなどで雨除けします
葉取り
 10月の定植から12月くらいまでまめに葉取りします
 3枚くらいをのこして外側の徒長しているものや色の悪いものを切っていきます
 葉が少ないほうが新しい葉がどんどん出てきます
 11月後半から葉が出にくくなるので4枚くらい残して終了
農薬
 さっきも書いていますが殺菌剤でベンレート(定植時1回)と、うどん粉でたらカリグリーン。
 あと殺虫でオルトランを3ヶ月に1回くらい。どれも2月以降は使用せずに7月から12月まで。
 イチゴは無農薬ではかなり難しいです
 ハウスなら別ですが、冬までは思い切って使ったほうが無難です
 玄米アミノ酸のライフメールを使い始めてかなり病気がでなくなったので併用するなら1回~2回
 オルトランで虫だけ退治できればいいと思います。

スーパージャンボ 糖度15~18度(桃、ブドウ並み)最大果重100g、果肉が全て赤い。
クィーンベリー 糖度13度 最大記録レモンサイズ。
アスカルビー 糖度12~15度(酸味あり) 大果でジューシー。
アイベリー 糖度12~14度(酸度低い) いちごの女王。
とよひめ 糖度不明(酸度低い) 最大果重100g 病気に強い。
とよのか 糖度12~15度 酸度0.65~0.70度 イオウ病に強い。
さがほのか 糖度11.5度。
紅ほっぺ 糖度11~13度 程よい酸味と香り。
あまおう 糖度11度以上 酸度0.5~0.6度 平均果重20~28g。
ジャンボイチゴ(まんぷく2号) 糖度10~12度 平均果重15~30g、最大果重90g。
あかねっ娘(ももいちご) 糖度9~15度(酸味少ない) 最大果重80g。桃の形。
章姫 糖度10~15度 酸度0.5~0.6度 平均果重18g、最大50g。
さちのか 糖度10~15度。平均果重16.8g 甘酸っぱくジューシー。
とちおとめ 糖度9~15度 酸度0.65~0.70度 平均果重約15g。
宝交早生 糖度9~13度 酸度0.53度。
サマーベリー 平均糖度8.6度 酸度0.99度 果実が硬くて日持ちが良。四季成りいちご。
めぐみ 糖度8~11度 平均果重20.5g。
女峰(にょほう) 糖度8~10度 酸度0.70~0.75度 平均果重12~13g。
ふさの香 糖度8~10度 酸度0.50~0.55度 平均果重12~13g。
サマープリンセス 糖度7~11度 酸度0.8~0.9度 平均果重10g。四季成りいちご。

尚、今年育てたのは、
・スーパージャンボ
・女峰
・宝交早生
・優香
来年に向けて、優香を処分(四季なりなのはいいのだけれど、ちと実が小さい)、章姫、さちのか、とよのか、びっくりいちご、ひかり小町を追加。
あと、四季なりいちごとして2品種を注文中。

Posted by りじんぐ at 22:10

2009年10月15日

声優PV発展途上
[ ]

最近はCDに特典DVDが附属していて、歌手のミュージッククリップを見ることが出来るものが増えてきました。…とは言え、最近はもうCDを買うことがないので、そういったものを実際に目にする機会がなかったのですが、スカパー!Music On TVで、動画戦隊アニメンジャーなる番組を放映していまして、これを録画してみています。

この番組はアニメ(タイアップ含)主題歌のPVを流す30分番組で、一回の放映で5曲程度のPVを流しています。PVはショートのものからフルサイズのものまで様々。4月から始まった番組ですが、同じPVが流れることも…(^^;;
それでも色々なPVを見ることが出来るので、なかなかに楽しい番組です。

ただ、声優PVはやっぱり予算が少ないからか、内容はまだまだこれからという感じ(^^;
Music On TVでは、一般のPVも沢山流れており、メジャーアーティストのPVを見ることも多いのですが、予算が違う…、いや、人材が違う…と思わせる内容ばかり。

声優PVはまだまだ、1曲の中で表現したいことが無いようで、単に歌手を映せばPVと思っている嫌いがあるように思います。


石川智晶嬢のPV First Pain
これは…、、、PVと言えるレベルではない曲の例です(^^;
延々、歌手の顔だけ映してどうするつもりなのでしょう。せめて、パンしたりアップしたり…とでもしないと飽きてしまいます。また、中途半端に顔だけ…というのがなんとも悲しい。



一般的なバンドPVの例です。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの遥か彼方のPV
この手の作りは、ビジュアル系バンドのPVに多い作りで、バンド演奏シーンを中心としています。バンドのメンバーを交互に映したり、カットが頻繁に変わるので飽きさせないように意識して作っていることが見て取れます。
バンドのメンバーが好きならこの手のものもありでしょうが、知らない人が見て面白いというつくりにはなっていないのが残念ですね。

尚、「けいおん」のOPはこのバンド系PVを意識したつくりだったと思います。バンド系PVに接するのが初めてなら気にならないかも知れませんが、こういったものを見慣れてしまうと(また、バンド系PVはもっとも数多く作られているものだけに)バンドが演奏するのを映すのは普通のことで、やはりもう一味欲しくなってしまいます。



今は飛ぶ鳥を落とす勢いの水樹奈々嬢の初期(?)PV WILD EYES
それなりに色々な角度からのカットを使用していますが、基本的には奈々嬢のまわりをまっているだけで、物足りません。



水樹奈々嬢の最新PV 悦楽カメリア
だいぶ予算がついたのか、舞台衣装は凝った作りになっています。
ただ、水樹奈々嬢の世界をこの狭い舞台で完結させようとしているかの作りでは、彼女の魅力の幅は広がりません。この世界観を活かしたスパイスが欲しくなります。



キングの声優といえば堀江由衣嬢を思い浮かべる方もいらっしゃいますが、その由衣嬢のPV YAHHO!!
頑張ってコスプレしてます!ファンはこういった由衣嬢を見るのも楽しみでしょう。何を魅せたらファンが喜ぶのか分かっている人が作ったPVという感があります。



最後に一般PVを…。とは言ってもアニメタイアップ曲ですが、一般臭がプンプンとする曲です。ウォーアイニーです。
イントロからして変わっていて、PV本編も特徴的で、一本筋が入っているのが見て取れると思います。


まだまだ発展途上の声優PV。今はまだ作ることしか頭に無いものが多いですが、今後、表現したいことが出来てくると、より見ていて楽しくなると思います。今やメディアを買ってくれる限られた層、その層に向けてアピールしていくには歌手の魅力の再発見と、魅力を伝えたいという姿勢が問われます。この手の制作会社はなかなかPVを作る予算の確保はできていないと思いますが、お金がなければ頭を使え!ということでエールを贈らせていただきます。

私自身もMADを作っていて思うのですが、伝えたいこともなく、ただ単に作ったものというのはなかなか「視聴」に耐えられるものにはなりません。エロゲとかのデモも、よくもここまで静止画MADで動きを作っているな~!とは思わせるものが多いのですが、よく考えてみると「だから何?」という出来のものが少なくありません。
伝えたいもの、表現したいものが無くて作っていると、仏作って魂入れずになりかねないと思います。

ええ、自戒の意味を込めて。

Posted by りじんぐ at 20:24

2009年10月13日

あれもこれもできる!時間倍増の秘訣
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【25】あれもこれもできる!時間倍増の秘訣

あるいは、トータルな時間は一緒でも、いつ(どこで)何をするかで生産性は結構違ってきます。例えば電車の中など移動の時に寝ている人がよくいますが、僕だったら仕事をします。人に邪魔されない生産性の高い時間だからです。そしてその分、夜に早く寝ます(快適なベッドで)。トータルな時間は一緒でも自分にとってはその方が生産性が高くなるからです。

私は自転車通勤なので、通勤時間中に寝ることも仕事をすることも出来ませんが、電車での出張等では寝ている事が多くて、思わず目から鱗でした。
もっとも、ここの所、出張するということもなくて、電車にまともに乗ったのは何年前になるのか思い出せもしませんで、その間に時代が変わって、電車内でPCを広げたりして仕事が出来る時代になったのが大きいとは思います。

でも、電車での移動中くらい楽に過ごしたい…とついつい考えがちですが、そういった行動は実はトータルでは損をしていると…。人は目先の事柄にとらわれがちですね(^^;

そういえば、昔 電車等で移動したり、徒歩通勤していた時は、音楽を聞きながら移動していましたが、いつの間にやら音楽を聴くこともなくなりました。PCに向かっているときも音楽流していたのに、今は、風呂に入っている時くらいしか音楽がかかっていません。かかる曲の中にたま~に昔の曲が入っていて、「なんじゃ、この下手くそな歌は!耳が腐る!!」と思う時があります(笑) いつの間にやら耳が肥えたという事なんでしょうか?
なんでもそうですが、美味しいものを食べなれてしまうと…、いい映画を見慣れてしまうと…、いい歌に慣れてしまうと、、、と言った様に、自分のレベルが上がるというのは幸せ…なのでしょうか、ねぇ。。。(クリエイターとしては当然幸せなのでしょうが、一ユーザーとしては?)

…と言ったところで、

最高を求めて挫折したときは、反対に、最低の方向へ突破口を見出す。
この方法には、実は、普遍性がある。

たとえば美術史をひもとけば、例はいくらでも見つけることができるだろう。

20世紀の初め、キュビズムで絵画表現は行くところまで行ってしまったかと思われた。それを乗り越える作品を作るのは難しい。すると、まともに制作などしない「ダダ」が出現する。

戦後、抽象表現主義で手描きの絵画表現は限界に達したかと思われた。すると、既製のイメージを写しとる「ポップアート」が登場する。

ダメなヤツほど「幸福」への近道がある。なぜか?より
頂点を極めてもまだまだ先に別の道がありそうです。美味しいものしかダメな舌になってもその先に何かあるのかも知れません(笑)

Posted by りじんぐ at 19:21

2009年10月08日

ずるくなければ世の中は渡っていけない?
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【第87回】ずるくなければ世の中は渡っていけない?

「自分は腐った人間になりたくなくても、腐った人間に目をつけられることはあります。その時に隙を見せたら終わりです」。

あなたには愛嬌があるのではないでしょうか。相手にされないよりは、目をつけられる方がいいようには感じます。その人たちが本当に腐った人かは分かりませんが、表面上は合わせておくべきでしょう。そして心はそこにあらずでよいのではないでしょうか。

なお、「なりたくない」と思うことは、「なりたい」と願うことと同じ意味になります。むしろ、「自分は優秀な男だ、腐った人間にもならない、奴らは自分とは縁がない人たち」と思い込んで、意識から取り除くのです。それが、いちばんの解決策です。

う~ん。。。今日、一番心に刺さった言葉かな。
なりたい自分、なりたくない自分というものを考えると言うことは、結局、そこに意識がある訳で、「なりたくない」と考えるということはそこで意識が足踏みしてしまう。そこを超越した形で考え、自分には縁の無い存在にしてしまうことが重要だ…と、言うことなのでしょうね。

ところで、私が高校に入学した時、その高校は地域では進学校でした。私自身は卒業後に特にやりたい事も見つからず、就職してもいいかな…と思っていましたが、周りがみんな大学に進学する訳ですよ。私もなんとなく、進学しまして現在に至ります。ある意味「周囲に流された」と言えるのですが、自分より高見を目指している人間ばかりいる時に自分で結論をもたらすことができなければ、周囲に流されてもいいのかな?と思います。

でも、「なりたくない自分」の見本ばかり周囲にいたら、結局、そういったレベルでしか物事を考えることができなかったのでしょう。今振り返ってみると、自分にその気はなかったけど勉強できる環境にいたことは良かったのかな?と振り返ることが出来ます。

また、タイムリーに勉強会と勉強会の合間に本当の勉強をしよう!なんて記事もありました。勉強会に参加しているだけではダメって話ですが、同じ事を長期間やっていると本末転倒しがちなところがありますので、そういう事がないように…と。

尚、そうやって入学した大学ですが、一年次必須の数学と物理学(一般教養)にぶちのめされました。難し過ぎです。そもそもこの方面を専攻していたはずなのに、そこでぶちのめされるとは。更に今になると、大学時代の数学の公式集を見ても、何が書いてあるのかまったく分かりません。当時はそれでも読解できたのでしょうか…(もはや覚えていません(汗))

今であれば、もっと前向きに何故勉強するのかと言う意味も含めて勉強できていたと思います。
当時、勉強できる環境にいたけれど、目的意識に欠けていたのが悔やまれてなりません。
今はようやく自分でたどり着きたい先が見えてきて、やっていて楽しいことが見えてくる様になりました。目的があってやることって苦しいときもありますが楽しいですね。それまでは意味も無く、アニメ・アニソン収集してみたりしていました(笑)




おまけ
【15】ビル・ゲイツが苦戦した、頭のいい人ほど解けないパズル
面白かったのでご紹介。是非、チャレンジあれ。
調べてみると結構昔からあるものらしいですね。

正直、私は分かりませんでした(>_<。)

ヒントとして、「Petals Around the Rose(薔薇の花びら)というタイトル!」とありますが、「バラ」のイメージが悪い(正しい)と、ヒントにすらなりません。「チューリップの花びら」という方が適切かも知れません。

あと、数字だけを見てしまうと、難解になります。
出てきた数字から結果を導き出すことも出来ますが、サイコロの目を見て考えたほうが適切です(色は関係ありません)。

私は、av+bw+cx+dy+ez=???の様な数式を考えたりしていましたが、こんなに難しく考える必要はありませんでした。
条件分岐のある数式になります。

Posted by りじんぐ at 20:38

2009年10月06日

勇気の神様OPV
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ときめきメモリアル2 のオープニングテーマ、勇気の神様のOPV(AMV)を作っています。
本来のオープニングを1コーラス使おうとしていたのですが、オープニング…、絵と歌が合ってない。。。orz
公式でこのレベルというのが非常に残念。ただの可愛い映像を集めただけ…という作りで、その向こう側のストーリーが見えてこないのがなぁ~

そんなOPにメスを入れつつ、編集しているのですが、思いの外、素材不足。自分の編集も可愛いシーンだけ集めたたれ流しになりつつあります(>_<。)
歌に合わせてストーリーを展開することの難しさよ。

こうなってくると、サブストーリーから、ぱずるだままで含めた形で素材を投入してなんとか1曲作り上げたいところ。

そんな今の状況。
tokimemo2op.jpg

Posted by りじんぐ at 21:03

2009年10月05日

自分の「気がついていない強み」を知る方法 from 日経ビジネスオンライン
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自分の「気がついていない強み」を知る方法

少し止まると書いて『歩く』。着実に前に進んでいます
こちらは、斉藤理恵さんの言葉だそうです。耳が不自由という事もあり、文字の意味にも目を留めることが出来るという事なのでしょう。

短所・長所があると、日本人は短所に目がいってしまい、短所・欠点を克服しがちな様な気がします。しかし、短所を克服しても平均的な人間しかなれません。もっとも、平均的な人間になれば生きやすいかも知れませんが、実はつまらない人間になるという事なのかも知れませんね。自分にしか無いものというのは何よりの強みですね。

さて、漢字って面白いですね。
少し止まっているけど、逆に言うとさっきまでは少し進んでいた。少しずつ、着実に前に進んでいることを表す「歩」という文字。
こういった事に気が付く、斉藤理恵さんも凄いですが、こういう文字を当てた昔の人の感性に感服します。

たかが文字なのですが、そういった成り立ちを考えて行くに、感性豊かな祖先の血を受け継いでいて、そういったものに想いをやらなくなりつつある、普段の生活を淋しく思ったりも。
そう言えば、星座だって昔の人は良く考えついたものだと思います。今の人が空を見上げて、星を繋いで形を表そうとするでしょうか?無から有を生み出す時、感性というのは重要ですね。

Posted by りじんぐ at 00:19

2009年10月04日

2009年 巨峰総括

昨年、庭の造成を行ったため、本来3年目のぶどうなのですが、実質的に2年目のぶどうと同じ育て方をしています。今年は枝の充実を図り、実の方はお試しで2房ほど作ってみました。

RIMG0040.jpg
5月。ぶどうの花穂です。

RIMG0058.jpg
8月。ようやく色づいて来ました。

RIMG0080.jpg
9月上旬。収穫前のもの。

今年は主幹を虫にやられてしまいました。8月頃に葉が枯れこむので、どうしたのだろう?と見てみると、主幹に穴(ブドウトラカミキリでしょうか?)が…。慌てて殺虫剤等買ってきましたが、穴が深くて虫を殺せたのかどうか分かりません。現在は枯れこみは収まって、ある程度葉を落としたもののなんとか生きています。虫が殺せていなかったりすると、来年はこの主幹を放棄して、また主幹づくりからスタートしなければならなくなります。
また、10月には主枝になるべく育てていた幹が、同じくやられました。こちらは自重に耐えきれず、折れました。

結構、虫の影響大きいですね(´・ω・`)

今年はジベレリン処理などはしていませんが、来年はジベ処理もする予定。また、消毒等は春先に石灰硫黄硫化剤を使用、収穫後にスミチオン乳剤での消毒をしています。11月頃にトラサイドA乳剤による消毒もしたいのですが、近くのJAにも売っていなかったんだよなぁ…

ぶどうはもう一本増やしたいな…と考えています。
黄玉、高妻辺りを考えていたのですが、お試しで買ったシャインマスカットを嫁がいたく気に入り、シャインマスカットになりそうな気配。

Posted by りじんぐ at 14:32

2009年10月01日

ここの所のメモ
[ ]

日経ビジネスオンラインの「継続は力」が「飽きる力」を失わせるより

――秀でた人やできる人をまねることの何が問題なのですか?

河本:人と比べてできないところを“悪いこと”として捉え、正そうとするからです。悪いところに焦点を合わせ、矯正しようとしたら、全体のバランスが崩れるだけです。

 身体は良いところを伸ばせば、自ずと問題にしているところが変化するような条件を備えています。

 個々人の身体動作の問題は、本人がそれまで行ってきた本人なりの努力の結果、生じています。努力の成果を外から判断して“悪い”と決めつけている。外部の基準から見て“おかしい”と責めるほうがおかしい。

短所を克服しても普通の人にしかなれないので、長所を伸ばすというのは普通に正論ですが、興味を引く所は、「良いところを伸ばせば、自ずと問題にしているところが変化するような条件を備えている」という所です。ここでは人間の身体の事について述べていますが、全てに於いて共通する事柄なのかな?とも考えます。

一芸に秀でることで短所を克服する。達人に成ることで…という面もあるのかな?と。


ダイアモンドオンラインの「恵まれているはずなのに、何を悩むことがあるんだ?」 ――世代間ディスコミュニケーションの背景にあるものより

戦後の貧しさから抜け、急速に経済的発展を成し遂げた国に暮らしている私たちには、生きるうえで何を優先するのかという価値観を、もはや旧態依然とした次元で足踏みさせておくことは許されなくなってきています。今日急増している「うつ」という社会現象は、「食うために」とか「経済的に豊かになるために」といった価値観だけでは生きていけないところまで私たちが来てしまっていることを、厳しく警告しているのです。

これも良く感じる事柄ですが、この先、どこまで行くのか…と。
自分自身は、自己実現性の行く末は…という問題で、私自身も昔は大いに悩んだものです。何をしても充足感は得られない、どこかに虚しさ、空虚さを抱えていました。そして色々な事にチャレンジもしてみましたが、本当に楽しいとは思えなかったんですね。その行き着く先の一つがコレクションという事で、別にその事柄に興味がある訳でもないのに、物を収集する…という。物を集めると言うことで、物理的なものの所有感、終わることがない収集のため、それに携わっている時は気を紛らわすことができる…、ある意味、本質的な問題を考えないようにすり替えを行っていたわけです。

今は…。
今も、結局は変わらないのでしょうが、どこまで追っても結論が出ないことだと感じており、それならば自分らしい事をしていこう、どうせ、何をして何も残さなくても、人の一生なんてそんなものかもしれないと思うようになっています。

取りあえず、今考えていることは、
・梅の植え替え(鉢植えです)
・レモンの植え替え(鉢植えです)
・新しいブドウの品種を育てたい
・イチゴの新しい品種を育てたい
果樹は手間をかけると、かけた分、返ってくるのが楽しいですね(^^)
…というか、美味しいものを食べたいという、率直な根元的欲求に従って生きています(笑)

Posted by りじんぐ at 21:36

About 2009年10月

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