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2010年02月 アーカイブ

2010年02月28日

無線LAN認識
[ ubuntu ]

ubuntuでの設定の続きです。
前回、無線LANのアクセスポイントがまったく表示されないという状況でしたが、それは即ち、無線LANカードが認識されていないということです。
/var/log/user.logを確認すると…

Feb 27 09:45:19 laptop firmware.sh[1259]: Cannot find firmware file 'b43/ucode5.fw'
Feb 27 09:45:19 laptop firmware.sh[1271]: Cannot find firmware file 'b43-open/ucode5.fw'
とありまして、調べてみると無線LANのための設定が必要な模様。そこで、
sudo apt-get install b43-fwcutter
にて、b43-fwcutterをインストール。

すると、無線LANメニューにアクセスポイントが表示されました(^^)

うちは、無線LANアクセスポイントとして、BuffaloのWHR-HP-Gを使用していますので、そこのWPS用無線セキュリティ設定から暗号鍵をもらってきて、張り付けて完了。

で、この記事もubuntuから書いていますが、、、日本語入力大馬鹿ですな(汗
やはりATOK買わないといけないでしょうか…


ところで、未だにvi使ってます。やっぱりviを習った世代と言いますか、今はgeditですか?便利そうなものもあるのですね。

Posted by りじんぐ at 18:19

2010年02月27日

PC-Engineエミュレータ
[ ]

ふと、PC-Engineの悪魔城ドラキュラをプレイしてみたくなっての音楽を聴きたくなって、PC-Engineエミュレータを動かしてみました。

…と、その前に悪魔城ドラキュラのCD-Imageどこ行ったっけ?昔リッピングした筈なのにデータがどこかへ…。PC-EngineのCD-ROMはどうも相性の問題があって、うちでは読めるドライブが決まっています。

昔使っていたドライブを引っ張り出してリッピング。

で、エミュレーターを起動してみると…。
・xpce
落ちます…
・npce
落ちます…
・yame
落ちます…
・Magic Engine
仮想ドライブが実ドライブよりも後の番号だと、そっちを読みに行ってくれないの?

…とまあ、どれもこれもダメ。今のメインPCがAMD系CPU使っているからかな?Intel系CPUを使っていた前のPCではどれも動いた様な気がするのだけど。。。
それにしても、上記の「落ちる」というのは、OSを巻き込んで落ちるという事で、なんとも…

昔は他にたいしたエミュレーターは無かったのですが、今はもう一つ良さそうなエミュレーターがあるのですね。
Ootakeというエミュレーターで、WindowsXPでも動いているし、悪魔城ドラキュラの稼動実績もある(上記のエミュレーターのどれかでも動いた筈なのですが…)との事で、ダウンロードしてプレイ。

…やっぱりOSを巻き込んで落ちます。

これは、もしや、仮想CD化がおかしいのでは?
…と、Daemon toolを最新にしたら無事動きました…とさ。ちゃんちゃん。

意外な所に落とし穴があるものですね(汗
dracula.jpg
それにしても、途中で挿入されるデモはイマイチで…
悪魔城の世界観壊してますね(汗

そうそう、エミュレータでプレイするのに一番のメリットは、PC-Engine特有のCD-ROMの読み込みエラーが無いと言うことです。以前聞いた話しですが、PC-Engineは読み込みエラーが多発するため、同じデータを3つ書き込んでいるとかいないとか…。CDの読み出しに行ってなかなか帰ってこないことが多かったことを記憶しています。そういった時代を知っていると、ストレス無くプレイ出来るエミュレーターはやはりいいものだな…と。

Posted by りじんぐ at 22:52

2010年02月26日

来たる日

妻の突然死から不眠、うつに!? 抗うつ剤でも治らない“落ち込み”の正体に妻を亡くしたLさんのケースが紹介されています。その中で、Lさんは精神神経科に通い言葉をもらいます

 Lさんは医師の言葉に深く納得した。そうだ、家族を亡くせば誰だって悲しい。自分だけが特別ではない。

「『生きていくということ』は亡くなる人を送ることなのです」

当たり前の言葉かも知れませんが、普段忘れている重いことを改めて知らしてくれる言葉だと思います。


また、世界的な歴史本ブームの背景とはにて、セネカの言葉として

物質的に裕福であってもそうでなくても、日々の簡素な食べ物や衣類に喜び満足せよ、物質的なものを失うことを恐れるなということだ。

 また、悲劇が起こりうる可能性を常に忘れるな、とも説いた。父親であるならば、子供たちの死を常に意識せよ。それは決して悲しみを予測するためではない。今現在、子供たちといられることがどんなにすばらしいかを噛みしめ、今のこの瞬間に意識を集中すること、そしてこの意識こそが今後いかなる災難に見舞われたとしても、気持ちをしっかりと持ち続けるために必要なものだ、と。

 時間とは我々にとって最も重要な資源である、とセネカは語る。不要な贅沢のために時間を無駄に費やして、現在のこの瞬間を最大限に生き切れないことほどの悲劇はない。セネカは、貧乏になれと言っているのではない。まさにその逆である。今のこの瞬間に集中して時間を無駄にしない人物こそ、世に言う成功者となれるのだ。現実を見つめ、自分の存在の小ささを認め、ただひたすら精進した結果なのだろう。

なる話がありました。

ふっと忘れてしまうのです。
今日が明日も続くような日である事を。
明日は今日とは違う日です。必ず来るという日ではないのです。
そして自分も含めて「死」というものは必ず来るのです。
だからこそ、今を大事に生きねば…と、改めて思うのです。

Posted by りじんぐ at 19:24

2010年02月25日

PT2録画鯖からの視聴
[ PT2 ]

結局、PT2を使ったubuntu録画鯖を構築し、日経Linuxにあった様にepgrecでの録画予約、視聴をしています。epgrecはphpを使ったものなので、追々、ソースを解析して自分好みに変えていこうかと考えています。

epgrecと同様のLinuxで動く録画システムとしては、
foltia
Rec10
vrs
recfriio server
MythTV

等がありますが、今回色々と試した訳ではありません。
まあ、使い勝手は今までの手動録画に比べると十分よくなっていますので、epgrecを改良していく方向の方が良さそうと判断したのもあります。

さて、録画システムに比べて、再生システムの方が悩みました。
まず、PT2を使って録画したものが、FullTSとなっていて、特にBS1とBS2はマルチ編成データとなっているため、ノート(無線LAN)を使ったからか転送速度が間に合わないっぽい状況もありました。

これに対処するには、epgrec内のdo-record.shを編集し、マルチ編成データを変換するバッチを追加しました。
尚、現在、スプリッタ内臓のrecpt1を開発されている方もいる様なので、どうなるか期待といったところ。

しかし、それでもまだtsファイルを再生すると、ところどころ止まったり、シークが出来ない状況にもなったりして、安定した再生環境の構築に悩みました。
それと言うのも、録画ファイルの再生は、Pentium4 2.4GHzの昔のPC(OSはWindows2000)が担っているからです。もっとスペックの高いPCだときれいに再生できたのですが、このPCがリビングにつながっている、SDサイズの録画&エンコを兼ねたPCで、当面PCの入れ替えはせずに運用したいため、だましだまし使っているからです。

以下、試したものとそれぞれの傾向を。独自エンジンでの再生の検証をしています。
・VLC
再生そのものは問題なく出来ました…が、動くとインターレスの縞が見えてしまう…。バージョン古いかな?後、シークがイマイチでした。
うちの嫁はOP/EDとか関係のないところを容赦なくスキップするので、シークができないとそもそもダメ
ネットの状況を見ていると、アスペクト比が変になることがあるようですが、これを使っている人も多そうです。
・TVtest
ファイル再生用のBonDriver_File.dllを入れ、再生設定を色々と変更して再生しましたが、一番綺麗に再生できたときでも、数秒に一瞬だけ止まる様な、カクカク再生でした。番組によっては綺麗に再生できるものもあったのですが、カクカク再生は見ていて酔ってしまいそう。
一般的にはWindows環境では、TVtestで録画・再生というのが安定している様です。
あと、TVtestはブラウザからasx(video/x-ms-asf)メタファイルを渡されても、解釈できない様で、別途開くファイルを選択しないといけなくなります。この辺りもクリアしないと使い勝手は悪そうです(おまけに録画ファイルは録画日時しか入っていなくて分かりづらい)。秒単位でのシーク機能があるのは◎なのですが…
・BonPlayer
TVtestと同様のカクカク再生になってしまいました。
・Media Player Classic
やはりカクカク再生に。

でも、VMR7を選択した所、良さそうです。
VMR7の指定そのものは殆どのプレイヤーで出来ますが、当面は、MPCを使ってみようかと思います。

それと、録画鯖に1TBのHDDを増設しました。これで、録画時間についてはほぼ気にする必要はなくなりました。尚、今までの130GBスペースは、嫁の色々保存領域にすることに。それにしても1TBのHDDも安くなりましたね~

Posted by りじんぐ at 18:59

2010年02月24日

PT2 分配機をつなぎました
[ ]

今まで、分配機なしでPT2をつないでいたため、地上/BS共に1チューナーでしたが、本日、手持ちの同軸ケーブルを切り、F型コネクタをつないでケーブルを自作しました。また、手持ちの分配機を使って…

これで、地上/BS共に2チューナー体制に。

2チューナー体制になると気が楽ですね。録画が3つ被ることはまず無いでしょうから、普通の予約録画は何も気にせず出来そうです。

…と言っても、私が使うわけではないのですが、使う側とすると気が楽ですね~と、思う、、、と、言うことで。

あと、この鯖を使って、自サイトのミラーを作ってみたいと考えています。
今は、自鯖を公開する予定はありませんが、いざって時用に。

Posted by りじんぐ at 19:40

2010年02月23日

PCケース買ってきた
[ ]

PCケース買ってきた。
今まで、結構な数のPCを買ってきているのだけれど、1から自作で作った事って無かったんだな。
ショップBTOだったり、ベアボーン買ってきたり…。あるいは譲ってもらったケースに自分で買ってきたマザボ等を取り付けたりという事はあっても、ケースを買ったのは今回が初めて。

理由は単純で、今まで使っていたBTOパソコン等がそろそろ昇天しそうかな…という事。
で、そのPCについているキャプチャーカードを使うには、余っているスリムPCでは無理なので、スリムPCのマザボ等を移せるガワタが欲しかったのでした。

ヤフオクなどで、PCケースも結構見ていたのですが、送料が結構高いので、なかなか手が出せずにいました。
まあ、そうやって悩んでいても仕方がないので買ってきましたよ。
case1.jpg
case2.jpg
見事にケースだけなので、電源も何もついていませんが、ケース以外のものは今のスリムPCから移せるので困らないかな。

PT2買ったけれど、嫁さんの録画用PCとしただけで、自分用のデータはPT2使って保存していません。
自分で保存しているデータはVGAサイズ程度のDivX。編集が楽というのもあるけど、編集しないものもこのくらいのコンパクトなもので十分。

「いいものが世の中に存在する」と思うだけでそれが欲しくなるのが人の常で、自分でもHD画質を残した方がいいのでは…と思うのだけれど、出来る限り、自分の欲を潰すようにしています。

Posted by りじんぐ at 21:57

2010年02月22日

CDのライバル達

所得倍増計画が叫ばれた頃、国民の目指すところは一つでした。
そういった時代の中では、皆が同じものを見、同じものを聴くという、価値観もそんなに差がなかったのではないかと思います。

時は閉塞時代となり、生活水準は上がり、衣食住にはそんなに困らない時代となりました。…もっとも、最近は非正規雇用の関係での問題もあり、必ずしもそうではありませんが、時代の方向性として、、、と言う意味で。
そんな時代の中では、幸せのカタチも分からなくなり、個々に自分にとってのナニかを探さなければならなくなりました。
必然的に好みも細分化し、かつての様に誰もが知っているヒット曲というものもなくなりました。
ヒット曲が減ったということを改めて確認してみたいと思います。
シングルの年間販売数上位の売上げ枚数をまとめたグラフを見てみましょう。
cdsingle.jpg
こちらは、ミュージック・あみ~ご - 音楽ランキング -のデータを集計させていただきました。ここに感謝と御礼を申し上げます。

1990年と1991年で大きな変化がありますが、これは集計方法が変わったのでは?と思わせます。レコードからCDへの移行が反映されたのかも知れません。
少なくとも、1990年以降はメディア的な変化がないため、そのままのデータを見ても良さそうです。

さて、このグラフを見ていただくと、今現在のベスト10位までの販売枚数は最盛期のベスト1~3を合わせた売上げ枚数にも及ばず、シングルの売上げはだいぶ小ぶりになったと言えます。
個々人の趣味が多様化し、一方をみんなで向くという事がなくなったと言えると思います。
ある意味、個が尊重されるいい時代なのでしょうが、自由度が高すぎるあまり。時代としての方向性を見失い、何をしたら幸せになれるのかが分からない不幸な時代なのかも知れません。

次に総務省の家計調査のデータから、どんな項目に出費をしているのかの推移を見てみましょう。
contents.jpg
こちらのデータは2002年のものからしか存在しないため、CDに劇的な変化が起きている1998-2000の変化を見ることが出来ないのが難点です。
素のデータだと分かりにくいため、2002年を100とした増減のグラフを見てみましょう。
contents_100.jpg
2002年以降のデータとは言え、総じて言えることは、書籍・音楽といった既存のメディアに関する支出が落ち込んでいます。
既存メディアの一角であるゲームに関しては、2005年までは落ち込んだものの、2006年以降は持ち直しています。これについては後述。
映画・演劇等は踏ん張っているというところでしょうか。

また、放送受信料(NHK・CS等)と車の維持費といった固定費については、増減を繰り返しながらも近年まで増加傾向にあったことが見て取れます(車は最近は減少傾向ですね)。

それでは次はもっと長期に渡ったグラフを見つつ、最近はどういった趣味に人は興じているのか考えてみたいと思います。

…と、その前に若者の○○離れのガイドラインを貼っておきます。
世の中、今までの価値観が崩れてきているのでしょうか?
物質的に豊になった時代、人が本質的に求めるものを考えていかないと行けないのかも知れません。

Posted by りじんぐ at 20:43

2010年02月21日

Windowsからubuntuへ
[ ubuntu ]

先日、録画鯖としてubuntuをインストールしていたのですが、その際、メインノートでubuntuのLiveCDを立ち上げてみたのですが、結構良い感じ。

また、ノートでやっている作業とすると、
・メール
・ブラウジング(Web、自サイト掲示板、2ch)
・画像キャプチャ
がメインで、これって別にWindowsでなくてもいいんじゃない?と今さらながら思いました。
そこで、ノートにubuntuをインストールして、まずはデュアルブート環境を作ってみて、徐々に移行して行くことにしました。

ubuntuのインストールは今までのノートのWindows2000パーティションにすることに(今までは2000とXPのデュアルブート環境。元々XPパソコンに無理矢理2000を組み込んだら、重すぎて逆に使えなかった)。
LiveCDからのインストールはあっさりと終了。パーティションを選択するだけで特に難しい点はありませんでした。
起動メニューは電源投入時に選択画面が表示されるのですが、上書きしたWindows2000が残っていたり、WindowsXPが下の方のメニューだったりでなんだか使いづらい。

起動メニューを修正することに。grubで起動メニューを動かしているようなのだが、今回インストールしたubuntu 9.10では、ググって見た時に出てくる修正項目の「/boot/grub/menu.lst」が存在しない。
悩みつつ、/boot/grub配下を見ていると、「grub.cfg」なるファイルが。
開いてみると、

#
# DO NOT EDIT THIS FILE
#
# It is automatically generated by /usr/sbin/grub-mkconfig using templates
# from /etc/grub.d and settings from /etc/default/grub
#

### BEGIN /etc/grub.d/00_header ###
if [ -s /boot/grub/grubenv ]; then
have_grubenv=true
load_env
fi
set default="0"
if [ ${prev_saved_entry} ]; then
saved_entry=${prev_saved_entry}
save_env saved_entry
prev_saved_entry=
save_env prev_saved_entry
fi
insmod ext2
set root=(hd0,2)
search --no-floppy --fs-uuid --set 6c0da263-42a2-49d9-9f33-06459b2f6018
if loadfont /usr/share/grub/unicode.pf2 ; then
set gfxmode=640x480
insmod gfxterm
insmod vbe
if terminal_output gfxterm ; then true ; else
# For backward compatibility with versions of terminal.mod that don't
# understand terminal_output
terminal gfxterm
fi
fi
if [ ${recordfail} = 1 ]; then
set timeout=-1
else
set timeout=10
fi
### END /etc/grub.d/00_header ###
(以下、略)

とあり、どうやらこのファイルが設定ファイルっぽい。
「DO NOT EDIT THIS FILE」とあり、grub-mkconfigでオプション載せれば色々と変更出来るのだろう…と思いつつも、そんなに大した変更しないので、直接修正することに。

まずは、デフォルトの起動OSをWindowsXPにする事に。他サイトの情報の「menu.lst」の修正の説明を見ていると「起動順は0からスタート」「並び順の番号に変更する事で指定変更可能」とあったので、

set default="0"
ああ、これのことかな?という事で、0→5に。
起動時間が10秒待ちというのは長すぎるので、
set timeout=10
の部分、10→2に変更。

これで取りあえず、2秒待ちでXPが起動するようになりました。

…が、ubuntu起動しても、無線LANのアクセスポイントを見つけてくれない。
アクセスポイントを見つけてくれないと、セキュリティの設定以前の話しで。。。

まあ、設定を全てするまで先は長そうだけど、なんだかもうWindowsを使わなくてもそんなに困らない時代の様な気がする。
いや、自分のやりたい事がそんなに偏った事でなくなったから…という事なのかも知れないな。

Posted by りじんぐ at 21:32

2010年02月19日

CD売上閑話休題

今回、こういった事を改めて書こうとした際、やはり必要となるのは現状を分析した根拠になるわけで、色々な資料を集めていました。
そして思うことは「有料の資料ばっかり」ということで、どこぞの企業が分析するのなら予算は潤沢でしょうが、一市民が行うには予算はありませんし、分析したからどうこうという結末があるわけでもないので、そんなにお金をかけることが出来ないという現実でした。

そんな訳で殆どの資料がネット上に散逸している断片を集合させて作ったものになります。一番大きな資料は総務省の統計局の資料ですが、かゆいところに手が届かない資料でして、詳細を知りたいとなると「○○白書」という有料の資料にたどり着くことばかりでした。

中でもネットでそういった統計を公開していないところは悩みました。
一番悩んだのは、ゲーム機の販売情報を知るための、社団法人コンピュ-タエンタ-テインメント協会発行 CESAゲーム白書でした。サンプルPDFとして、近年のものだけはあるのですが、過去の情報が一切拾えない…。某海外サイトでゲーム機の販売台数を拾いましたが、日本で情報を拾えないことにがっかり。生データはともかくとして、グラフ等を公開して、ゲーム業界に提言をしていくという事はないのでしょうか?>CESA

さて、それはともかくとして、ゲームも最近は落ち目な感じがするのですが、気のせいですか?
気のせいではないと思います。据え置き型ゲーム機は明らかに縮小傾向(いずれ、本記事でグラフを示します)。しかし、携帯型ゲーム機の躍進によりかろうじて保っている感があるのが、現在のゲーム業界の様です。

どこも同じなのかな?
ってのが、現在の率直な感想です。

何でも生まれてから、衰退するまでに「○年かかる」…なんて説でも唱えられそうな予感。

人間の飽きるスピードと言いますか、サイクルと言いますか、そんなものがあるのでは?と思いたくなる様な、成熟した文化が衰退していく…
それは決して、その文化がなくなる…ということではなくって、皆が熱狂的に一つのものを支持する、支持できるのは、ある一定の期間しか保たなくて…なんていう、人間学と言うか、社会科学と言うか、そういったものになっていきそうです。


で、色々な分野で既存の文化の衰退(に見える、一時的な?縮小)があります。「ラジオ」文化もその一つです。
ラジオの危機は「生声の危機」でもあるより

あらかじめメーカー側でセット済みのだって、あるはずだが、彼女達にとっては「友達が誰も聴いてないし、話題にならないからどうでもいい」とあっさり切り捨てている。
上記は、何故、ラジオを聴かないのか?という疑問に対する女子高生の回答なのですが、
・ラジオのチャンネルを合わせるという行為そのものができない
・友達が聞いていないから
と、あっさりと切り捨てます。メディアの側から歩み寄らないとダメ。更にそれが流行にならないとダメ。
これはハードルは高いわ。

次は新聞・書籍業界の話。
変幻自在のアップル「iPad」、紙メディアの逆襲始まるより

同時に、生き残りに必死の欧米メディアは、全力をあげて勝ち馬に早く乗ろうと、キンドルだろうがiPadだろうが挑戦する意欲を露わにしている。「乗らないリスクの方が高い」。少なくとも今は、そう考えている。伸るか反るか、一か八か。とにかく、一歩足を踏み出さなければ、何も変わらないと。
これは、アメリカでの話し。
アメリカでも紙メディアは苦戦しているのですね。日本も新聞離れ、雑誌離れ、書籍離れ…と、そんな傾向があるようで、私自身も本を買うことは減ったなぁ~と。買うのは、技術的な解説本ですとか、せいぜい単行本。ハードカバーの本、高すぎですよ!

でも、アメリカは凄いなぁ~と思います。
もう、自分のメディアが青息吐息である事を理解していて、次の勝ち馬に乗ろうとしている。これは日本の色々な業界で出来なかったことだと思います。

待つのは音楽産業以上の悲惨な未来か? 出版業界を駆け巡る電子ブック狂騒の罠
まあ、こんな意見もありますけれど。
それでも、日本は何もせずにいるのに比べて、やっぱりアメリカの方が前向き、貪欲だと思います。

日本の後ろ向きさの一例とすると音楽業界。コピーコントロールCDを発売して、購入者の利便性を制限。
MIDIサイト潰して、音楽の楽しみ方を制限(JASRAC登録すれば…とは言うものの。。。)
逆輸入CDの制限。
ダウンロードを違法化して、、、まあ、これは仕方がないか(^^;;

しかし、こうやって見てみると、新しい事に対して最初に「拒否」ありきの姿勢でいたのが、日本の音楽業界なのかな?と思えます。
損して得取れ!と、無責任には言えませんけど、既得権益を守ることばかりで新しい流れに逆らってばかりいて、結局、新しい流れに乗ることも出来ない。衰退していく道を選ぶのが日本…なのかな、、、なんて思います(滅びの美学は美しいもので、日本で織田信長や、源義経(判官びいき)が好まれるのはある意味、自分自身を重ねた…、重ねたい(?)美学なのかな?)


ところで、こんな調査結果があります。
音楽購入はCDが56.2%、ダウンロードが11.1%。アイシェア調査
音楽業界に目を転じると、CD不況とは言いつつもまだ買っている人がこれだけいるのです。
そういった人を大事にしていくように目を転じないと、もうね。。。

更に、ビートルズのリマスターCDが大ヒット 時代を超えてファンが増える理由とは?を読んでいただくと分かりますが、コピー制限なんてしなくてもいいものは売れるんです。
CDが売れない理由を自分でなく、他者に求めたとき、この業界の未来が決まったのではないでしょうか?

Posted by りじんぐ at 18:21

2010年02月17日

ロスジェネ世代の教養娯楽費

私はギリギリ ロスジェネ前世代です。
折りしも、バブルがはじけ、内定取り消しという言葉が新聞を賑す様になった走りの世代です。
当時、入社した会社に新聞社が取材に来て、新人の声を取材していきました。その同期が発した言葉は「内定取り消しになるかと思いました」というもので、その記事を見た、会社の上層部はきっと苦笑した事でしょう。
幸いにも私が入った会社は内定を取り消すという事はありませんでしたが、その翌年は入社人数がゼロでした(笑)
数年、新規採用を採らなかった様に記憶しています。

さて、総務省では、家計調査も行っていまして、その中に1世帯当たり平均一ヶ月の収入と支出をまとめたデータがあります。
果たして、バブル時代から、バブルがはじけた時代と、収入はどの様な変遷をしているのでしょう。
money.jpg
…なんだか納得いかないのですが。。。
一ヶ月の実収入が50万円を越えていて、教養娯楽費も3万円台をキープしているという。。。
このグラフは世帯当たりというグラフなので、複数の方の収入が含まれているだろうと言うのは容易に推察できますが、それでも月50万円の収入とは…。
うちの給料って一体。。。orz

またバブル全盛という時代の1990年とバブル後の1995年を比べて、1995年の方が収入が多いというのも意外です。敢えて理由を付けるとするならば、まだ年功序列的な風習が残っていたという事でしょうか。

まあ、それはともかく、実収入は結構増減がありますが、教養娯楽費については意外と増減がありません。
グラフでは分かりませんが、31,000円~35,000円の間で動いている感じです。1999年が35,284円と一番高く、それ以降は32,000~33,000円の間を行ったり来たりという感じです。
物が売れないデフレと言われていますが、意外と教養娯楽費はCD全盛時代と変わりませんでした。

また、デフレと言うのに、CDの価格は変化していません(前の記事でグラフを掲載)。こういった所に、CD業界の体質が現れているのかも知れません。

さて、それでは教養娯楽費はどこへ消えていってしまっているのでしょう?

尚、厚生労働省が2月2日に発表した毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、2009年の労働者1人当たりの月間現金給与総額は31万5164円だそうです。先のグラフは世帯あたりの収入に対し、こちらの数値は個人当たりの収入で、基準が異なりますがご参考までに。
だいぶ収入が落ちてきていることが分かります。ここまで落ちてくると、CDなんて買っていられない…と思うのも分かります。

ちなみに私自身はどうなのか?と問われると、、、
buy.jpg
こんな感じ。
CD不況もなんのその、ひたすら買い続けました(笑) 私の場合はアニソンCDでしたけれど。
もっとも、そんな時期は10年も続かずに、今はCDを買うことはなくなりました。
いえ、CDを買う/買わない以前に、根元的な問題としてアニメを見なくなったので、曲に触れる機会がなくなったというのが正しいですね。
また、頻繁に発売されるCDについて行けなくなったというのもあります。
消費者は搾取対象としか見られていないのかな?という疑問が鎌首をもたげてきたというのもあります。
一言で言うと、CDを買うことに疑問を持ったという事でしょうか。

何故、そんな疑問を持つかというと、私の場合は音楽が好きだからCDを買っていたわけではなく、コレクター的な要素でCDを買っていたからです。そのため、購入したはいいものの、未開封のCDが半数以上あります。また、実際に曲を聞いたものは1/10もあるでしょうか?…とは言え、カラオケ配信されているような曲は全て歌える程にしていた…という、完全性を求めている部分もありましたので、そういう面でなんでもかんでも(発売されるものは全て!)購入するという行動を起こしていたのだと思います。
振り返ってみると、私の場合は、そもそも、CDを買う理由がズレていたというのが大きいと思います。収集という理由はそこに理由があるようで、何もありません。好きこそものの上手なれ、です。

さて、先日Visual artsコミケ77のCD販売がありました。一時、I've CD等はだいぶ人気があり、通販開始後すぐに完売となっていたかと思いますが、最近の実感として、売れ方が普通になってきたのかな?というのがあります。まだ、完売にならないというのが、なんとも不思議で意外です。
熱狂的な信者はどこに行ってしまったのでしょう?
ここにも層が薄くなりつつある世界。卒業者を見ることが出来ると思います。

Posted by りじんぐ at 20:45

2010年02月13日

パキラ危うし
[ 園芸 ]

パキラ…越冬温度5~7℃、育成温度15~28℃の熱帯に存する観葉植物です。

家ではトイレに置いてあります。
トイレというと、一般的に家の中で最も寒い場所になるかと思います。
Temperature.jpg
この最低温度を見ると、0度までは行っていませんが、パキラの越冬温度を遙かに下回ってます…
こんな状況なのでだいぶ水は控えていたのですが遂に…

Pachira.jpg
今のパキラ。
遂に枝が下を向いてきました。
写真ではわかりにくいですが、葉が枯れつつあります。

昨年は全て葉を落として、越冬しました。でも、場所はリビングに移したので少しは暖かかったかも知れませんが、今年はこんな状況にも関わらず、トイレに放置してます(^^;
無事、冬を越せますでしょうか…

Posted by りじんぐ at 22:15

2010年02月12日

ルパン三世 the Last Job:ルパン三世今昔
[ ]

金曜ロードショーで「ルパン三世 the Last Job」が始まりましたね。
そう言えば、現在ANIMAXでルパン三世(新)、ファミリー劇場でルパン三世(初代)の放送をしているのですが、そのルパン三世と現在~ここ数年、いや十数年のルパン三世を比べると、ルパンファミリーの無敵感が半端なくなっています。

昔のルパン三世は、敵に取り囲まれれば、やっぱりそこを脱出するのが大変だったのですが、現在は軽やかに脱出。五ェ門は銃でもミサイルでもなんでも切り落とします。五ェ門の前に敵はないような感じですが、TV版では五ェ門とて無敵ではなく、なんでもかんでも切り落とすことは出来ませんでした。

最近の銭形警部はただのザコキャラなのですが、昔の銭形警部はルパンのライバルとして存在し、ルパン自身も銭形を厄介な敵と見なしている部分がありました。
銭形がザコキャラになるほど、ルパンそのものの力が大きくなってしまっています。

なんだかこうやって見ていると、ルパンファミリーの力が大きくなりすぎてしまって、敵を作ることが出来なくなってしまったのかな?と思います。ドラゴンボールと一緒で、年に一回のTVスペシャルで、敵をどんどんと倒していくに従って、ルパンファミリーそのものも強くなってしまい、昔の弱いルパンに戻れなくなってしまった…。ある意味、強さのインフレがTVスペシャルが中心のルパン三世にも現れていたのかな?と思うのです。

…しかし、今回のTVスペシャル。銭形警部がなんだか分からない内に死にました。
そのうち、蘇ってくるのでは?というのが嫁の読みですが、私自身はもう(ルパンも含めて)死なせてやって欲しい気がします。最近の出演声優の老いた声を聴くのが残念でなりません。


ルパン三世(新)のLD BOXを就職して初めてのボーナスをつぎ込んで買ったのはいつの事だったでしょう。昔のルパンファンのぼやきでした。
lupin.jpg
ちなみにこれ、2BOXで約25万円です。
同クラスのLD-BOXではうる星も相当高かった記憶が…

Posted by りじんぐ at 21:31

2010年02月11日

ミニトマト 発芽二日目

ミニトマトが発芽して二日目。
いっきに伸びて来ています。

tomato1.jpg

tomato2.jpg

設定温度を下げました。
温度が高いと水蒸気が容器についてしまって、水滴で光を遮ってしまうため、苗が徒長気味になるため、気を付けないといけないですね。

今のところ、アイコとシンディースイート、それぞれ5つくらい発芽していますが、全ては発芽しそうにないかも知れません。
まあ、自宅で育てる分と、実家に渡してくる分と考えるとそんなに発芽しなくても大丈夫そう。

Posted by りじんぐ at 16:55

2010年02月10日

ミニトマトの芽が出ました

種を蒔いてから今日で3日目となりますが、そろそろ芽が出始めました。
tomato1.jpg
水で流れて、真ん中からズレてしまった模様… orz

tomato2.jpg
肉眼で見るとかなり小さくて、意外と気付かないものなのですが、こうやって写真に撮ってみると芽が出ているのが分かり易いですね。

全てのポットで一通り芽が出そろったら、育苗器の温度を若干下げて成長させるようになります。

Posted by りじんぐ at 19:06

2010年02月08日

レモンが黄色くなって来ました

冬到来ということで、レモンを家の中に取り込んで以来、ほぼ半分の葉が黄変し落ちました(>_<)
また、家の中に取り込んだ後に花芽もつきましたが、冬の寒さにあって、大きく育つこともなく成長が止まっています。
そして、ようやく黄変も落ち着いてきまして、今残っている葉はほぼ緑のものばかりです。

この後、無事に春を迎えてくれるといいのですが…

さて、そのレモンですが、昨年の二番花でついた実がようやく黄色くなってきました。
二番花が咲いたのが夏頃でしたが、それから半年以上。
まだまだ黄色くなりつつあるだけなので、お店で売っているレモンの様に黄色くはありませんが、そろそろ収穫の時期が近づいてきているのは嬉しい事です。
lemon.jpg

Posted by りじんぐ at 20:14

2010年02月07日

ミニトマトの種まき

昨日からの大雪で、庭は真っ白になっています。屋根を見ると20~30cmの雪が積もったようです。
まだまだ春は遠いのですが、そんな時期から準備をしないといけないのが夏野菜の種まき。
一昨年育苗器を買いまして、種から育てています。
ikubyo.jpg
この育苗器が結構高いので、嫁に言わせると「苗を買った方がいいんじゃない?」との事で、確かに接ぎ苗を買ってきた方が丈夫で効率がいいのですが、やっぱり種から育てたい!という事でわざわざ種を買っています。

1月に入ってからミニトマトの種をホームセンターで探していたのですが、通勤路の途中にあるD2には置いていなくて、ちょっと離れたD2でアイコとシンディースイートを購入してきました。
seed.jpg

種から育てる際、露地栽培を考えると、まだまだ種まきの時期ではないのですが、育苗器で育てるには今からでも十分です。昨年、実生のトマトも生えてきたのですが、成熟するまでに時間がかかり、ようやく大きくなった…と思った頃にはもう秋風。殆ど収穫出来ませんでした。
苗を早い内から育てていかないと、なかなか大きくならないのです。

品種については、昨年はアイコとイエローアイコにチャレンジしたのですが、やっぱりトマトは赤がいい…
…と言いますか、イエローアイコは苗を育苗器から出した後の扱いが悪くて壊滅し、殆ど食べることが出来なかったのです。味を食べ比べると言うほど取れなかったので、今年再チャレンジするのも一興ですが、種類を買えてみるのもいいかな?という事で。

昨年は育苗器から苗を出した際の急激な環境変化に苗がついていけなかったのが壊滅の原因でした。また、数少ない無事だった苗もポットへの植え替えに失敗しました。苗の扱いは微妙で繊細。難しいですね。
そこで今年は、育苗ポットを使わず、普通のポットを最初から使う事に。これで植え替えのリスクは避けられるでしょう。

昨年の例で言うと、発芽率はほぼ100%でしたので、必要なポットは10個もあれば十分でしょうし、仮に発芽しなかったら追加で種を蒔けばいいかな?と。

アイコ・シンディースイート共にポットをそれぞれ10個用意。
pot.jpg
空のポットはいくらでも常備してあります(笑)

tomato.jpg
それぞれ種を植えました。

ikubyo2.jpg
育苗器にセット。電源を入れました。
中央に見える緑のものは温度センサーで、設定された温度より下がると電源が入り、育苗器を温めるようになります。

さて、2日もあれば芽が出て来るでしょうか。楽しみです。

Posted by りじんぐ at 11:52

2010年02月04日

録画鯖設置完了
[ PT2 ]

PT2用の安鯖があっさりと届きました。同じ日にPT2も到着。一番早かったのはAmazonで注文したICカードリーダライタで、こちらは前日に届きました。
pt2.jpg
B-CASカードは手持ちのマスプロの地デジ・BS/CSチューナーのものを流用。
ここまででかかっている費用は37000円程度。まずまずの出来でしょう。OS代が不要というのは大きいですね。

もっとも、kakaku.comのHDDレコーダー売れ筋No.1のSONY BRX-A320の価格を考えるとだいぶ高くついてしまっていますし、消費電力もイマイチでしょう(^^;

鯖へのubuntuのインストールは非常に簡単で、あっさり終了。鯖の動作そのものは特に問題ありません。
PT2の設定は日経Linuxの記事に基づいて行いましたが、epgrecのインストールの時点で躓きました(>_<)

epgrec内でPT2のチャンネルをスキャンして、使えるチャンネルの設定をするのですが、どうもそこがスキップされている模様。epgrecのphpソースを見てみると、grscanを呼び出して、チャンネルスキャンをしているのですが、grscanが存在していない。

よくよく調べてみると、recpt1を作成する際、日経Linux中では最新のバージョンをwebから入手とあるのですが、そこにgrscan作成用のパッチを当てる際にミスっていて、grscanのmakeが行われていませんでした。日経Linuxの付録DVD内に収録されている古いバージョンを使用することで解決。

この辺り、冷静に考えてみると、epgrecのサイトに手作業でのチャンネルの追加方法が載っていました。元々のソフトを誰にでも使えるように日経Linuxで手を入れてあるので、困ったら元々のソフトのサイトを見るという事を忘れていました(^^;;

epgrecのインストールも滞りなく終了し、別PCからのブラウザでの呼び出しも問題なく出来ましたし、別PCからのブラウザによる呼び出し再生も無事にできました。鯖はギガビットイーサなのに対し、他のPCは100Mイーサなので、巨大なtsファイルをシームレスに再生できるのかな?という疑問もありましたが、結構大丈夫なものですね(^^)

再生環境の方はにちゃんねる等を見ると、tsファイルに含まれる放送データ形式が変更された際に、再生プレイヤーが異常終了する等の問題がある様です。そういった場合、色々なスプリッタにかけて必要なデータだけを抽出する等の手続きがいる様です。まあ、今後の課題でしょうか。
あとは、HDD容量が小さい(130GBの空き)なので、早いうちに1TBくらい増設したいですね。

尚、今回録画鯖を構築するにあたって、日経Linuxに書いてあること以外で行ったものは、
・sambaのインストール
・ntpのインストール
・sshのインストール
くらいです。一応、tsファイルそのものを他のPCからアクセスできるように設定。また、正確な時刻を維持するようにしておけば便利かな?と。sshは別PCからのメンテ用です。
録画鯖とだけするのはもったいなさそうなので、現在、玄箱に載せているIRC bot、サイトのバックアップをしているcronジョブのwget等を、載せ変えて行くのもいいかも知れません。ファイルサーバーとしても便利そうです。

スカパーなども録画していくのもいいかも知れません。でも、PT2で扱えるのはe2 by スカパーであり、現在視聴しているスカパーとはチャンネル数も異なるため、なかなかe2に移行することは出来ませんが、あるいは今使っているMTV2000,MTVX2004等を録画鯖に積み、エンコードも兼ねることができるような設定に出来れば便利かも。

あと、どうでもいいことですが、ちょっと悩んだ事柄として、鯖のIPアドレスを固定する方法です。ubuntuはGUIで設定できるようになっていて、システム>設定>ネットワーク接続>有線(編集)>IPv4設定
でIPv4の設定をするのですが、IPアドレス等を入れても「適用」ボタンが押せなくて悩みました。IPアドレスを入力「エンター」、ネットマスクを入力「エンター」…と、全てエンターを押さないといけないとの事です。エンターを押さずにマウスで次の入力フィールドに行ってしまうとダメという事で。


…と言うことで、は~るか昔、UNIXでSunOS 4.1.3辺りを仕事で使っていて、その後、玄箱でVine Linuxに触っていた程度の知識でも無事にインストールは出来たのでした。

現在は、tsファイルが巨大なので、tsファイルから必要なデータだけを抽出するtssplitter等の組み込みを考えている所です。

Posted by りじんぐ at 20:20

2010年02月02日

CDは誰が買うの?

さて、引き続き、CD不況の原因と呼ばれるものについて見ていきます。
先ずは少子高齢化の問題です。

これは、そもそもCDは若者文化であり、CDを買う層が少なくなったから…と言うものです。
日本の人口は未だもって増加傾向にある事実を捉えて、この説を聞くと面白いですね。

この考えは、CDを買う層というのが特定の層を中心としていて、ある一定の年齢になったらCDから卒業し次の若者層がCDを買ってくれる…という意識がないと生まれてこない発想です。
CDから卒業することがなければ、新しい若者層がCDを購入する層に合流してくれば、日本の人口(高齢者)が増えている現状では、CD購入者というのもは減らないのです。

それではグラフを見てみましょう。
CDの購入が出来るような年齢を15歳以上と考えて、15歳以上人口の推移を見てみます。
総務省の人口統計を利用して、年齢別(5歳毎)+15歳以上人口グラフを作ってみます。
population.jpg
こちらは、年齢別の積み上げグラフに、15歳以上の人口の推移をオレンジ色の折れ線で表示したものになります。
CDの売上げが減っている1999年以降でも、15歳以上人口は増えています。
現実にはターゲット層の人口は言うほど減っていない…というか、まだ増加傾向にあるのです。

少子化のため、CDの売上げが減っているという人は、CD(音楽)は(若年)世代限定の嗜好品であるという意識があるのでしょう。完全に若年世代をターゲットとした商品としてCDを捉えて、以下のグラフを見てみましょう。2000年を100とした、年齢別人口の推移です。
population2.jpg
確かに若い世代は減っています。
尚、人口統計は1985年~2005年までは5年刻みのため、その間を補正した数値で埋めてあります。

CDのコア購入層の世代を10歳~34歳として良いのかどうか分かりませんが、この年代くらいでしょうか?その世代の人口推移(赤い太い線)を見ると、確かに減少傾向にあります。

確かに、コア層に関しては人口が減りつつありますので、少子化が原因…と言えなくもありません。

しかしながら、この考え方はなんとも勿体無いと思います。
それと言いますのも、一回は音楽にハマった層を卒業させてしまっているという事だからです。音楽は身近に存在するものですが、それを若い世代のみのものと考えて提供しているという考え方。それは、そもそも会社のセールス手法としても間違ってます。運動神経が必要だから若い世代しかダメ、頭の回転が速い若い世代しかダメ…と言うように年齢制限をする必要のない分野なのですから。

歳をとったって、音楽は普遍です。何歳になっても楽しめるというのに。
ただ、いつまでもヘビメタが好き…って事はないでしょうから、世代にあった音楽を提供していく必要があります。

目先の売上げにばかりこだわるあまり、ビジョンを描けず、思考を停止させた音楽業界がそこにある様な気がします。

Posted by りじんぐ at 19:11

2010年02月01日

安鯖購入
[ PT2 ]

PT2ですが、よくよく見れば注意事項として、

・1. 本製品は単に放送波を復調する能力しか有していません。放送波は暗号化されているため、本製品で放送を視聴することはできません。
・2. 3.3V 電源が供給されているリビジョン 2.1 でも動作します。
・3. 5V スロットにも装着できますが、5V トレラントではありません。
とあるではないですか。
…と言うわけで、手持ちのPen4では動かない事が確定。うちのPen4古すぎるんだな。PCI 5Vだよ。
って事で、安鯖をポチリました。省電力のAtomにしようかどうしようか瞬間悩んだのですが、Atomは初期投資が高くてなぁ~と言うことであっさり妥協。

…にしても、嫁への高いプレゼントになりそうだ(笑)

Posted by りじんぐ at 19:27

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